北海道で描いた絵 T
 
 
大雪山  アクリル  73x61cm

台風の雨。大雪山の麓赤い橋げたの下は濁った急流。
雨がやんだら登ろうと食料等を準備していが、この雨ではと、断念。

旭日岳は数年前の夏前に登った。旅での雨はやだね。雨の日何かすることない?
 
 
 
オホーツク  アクリル  91x73cm   
小型の漁船が陸の上に並んでいた。昼間の太陽は眩しく明るい。でも風は涼しくジャンパーを離せない。
枝幸の町にスーパーマーケットが在って、70.80センチもある鮭(傷あり)が1500円で売っていた。
 
 
 
 網走  アクリル  73x61cm

港の波止場にコークスが積んである。車を停めて絵を広げ、描きながら食事もしていたら、緑色のトレーラーが何台もやって来た。黄色いショベルカーもやって来た。コークスをトレーラーに積み込み始めた。
絵の上にコークスの粉が降り始めた。台風の雨も降り始めた。

 
 
 オホーツク  アクリル  73x61cm  
岬をグルッと周る道。今は岬の根元にトンネルが出来てこの5キロ程の道、あまり通る車も無い。
道の側のポールに吹流しがくくられている。冬の吹雪の時には白と緑の吹流しが大いにはばたくのだろう。

 
 
石狩  アクリル  73x61cm

札幌から北の方へ出発してすぐ石狩市。有名な石狩川のわりには何も無い町(ごめん)
堰が在って赤い螺旋階段を描いた。
 
 
 
稚内  アクリル  73x61cm

稚内港でロシアの船を見た時は、その汚さの存在感に感激。以後北海道各地でロシア船をたくさん見た。
この絵はドックで修理中のロシアの漁船 。
 
 
網走港  73x61cm  アクリル  
積み上げた丸太の向こうに街がある。台風が近づいて、今にも降りそう。
昨夜は久しぶりに銭湯に入った。
 
 
 
小樽  アクり  73x61cm

新潟から船に乗って小樽に着いたのは朝の4時。
波止場に小船が停まって、荷物の上げ下ろしをしていた。クレーンが右に左に大揺れの船の絵

今回の旅の最初のアクりの絵。
 
 
 
オホーツク 73x61cm アクリル  
これ 船の上の 起重機の画 夏の穏やかな 北海道の海の上 カモメが 
舞って 雲が とんで くらげが プカリ おれも ふらり
 
 
 
 
サロベツ  アクリル  91x73cm  
サロベツ原野の中に兜沼が在る。なんでこんな所に兜なる日本語があるの?
でっかい牛小屋、サイロ、いっぱい生えてる草。真夏の涼しい風。
白い布に包まれた刈り取られた牧草。人も牛もいない。鳶とカラスはいっぱいいる。
 
 
 
大雪山  アクリル  91x73cm

向こうに山が在って水がイキヨイよく流れるのがいっしょになってしまった絵。
黒の絵の具がぴったり納まってくれた。

網走旭川間の道路、昔 外国人強制労働者の汗と死でまかなわれたと、地元のおっさんが言った。
網走監獄の囚人ではないのかな?
 
 
 
小樽  アクリル  91x73cm  
この絵何の絵。種明かしすれば、あ〜あ〜!と。
赤いのは港の波止場によくある鉄の塊。黄色いのが船を繋ぐロープ。青が船。
大自然の力。風。光。その中のある形、形。そんな自然の在り方をお借りして、絵に描かせてもらってます。
想像では描けません。どんなけったいな物でも、見て、聞いて、感じて、描かせて下さい。それが俺の絵!!