尾瀬 2007年 8月 16〜20  北陸道→長岡→尾瀬→浦和→中央道
 
 

尾瀬 昔から 知っていたな

行ってみたいな とも

行きたくないなあ とも

おもっていた

もっと 昔に 来れば よかったな

たぶん すごく ひなびたところ

もっと 寒いときに 来れば よかったな

たぶん 人もいなく リンとしている
 
 
 

燧ヶ岳(ひうちだけ)のてっぺんから見た

広大な 湿地 と 沼 の 尾瀬

真夏の今 日本全国 どこでも暑い

尾瀬も暑い 日差しもきつい

 
 
 

田代山のてっぺんは 広大な 湿原と木道

森林センターで 木道 いかがですかと聞かれた

木道は 湿地では 歩きやすい 

木道は 山の自然を 保護する

センターのお兄さん わがままに 木道 作ったらいい

最低限に シンプルに 人より 草を 重視して

センターのお兄さん わがままに 木道 作ったらいい

 
 
 

昨日の紳士が タテブエを 吹いていた

やあ〜 やあ〜

昨日 楽譜と 歌詞が書かれた 石碑の前

夏の思い出を 教えてくれた

オレ こわごわ 歌った 

紳士の指揮で 歌った 小さい声で

 
 
 

燧と書いて ひうちと読む

この字 読めなかったな

鍛冶屋の ひうちバサミの ひうちだそうだ

春 麓から山を見て 雪の残り方が ひうちバサミの形

有名な 北アルプス 白馬岳(しろうま)

苗代をたがやす 代馬の形から 代馬岳だそうだ

 
 
 

ゴメンネ 東北の みなさん

あまり うまくない

じっくりと 食べないと

グルメは要らない 穀物と おかずがあれば

そんなオレ 

文句を言っているうちに 好きになるかも

 
 
 

このあたり 4050年前 秘境だったそうだ 

雨と 雪の 多いところ

今は 二車線の道路に車が行きかう 

コンビニも たくさんある

若い人とは 普通に話せる

もう 昔は残っていない

普通の昔を 残せないのかな

日本全部が 同じにならなくても

 
 
 

どこの村の神社にも 舞台がある

む〜らの ちんじゅの かみさまに〜

この舞台で ず〜っと 演じられてきたのだ

村の人の 踊りや語りが

こんな舞台で 人々の 踊りや語りが 聞きたいね

みなさん

TVばっかじゃ いけませんぞ

 
 

「夏の思い出」

夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬
(おぜ) 遠い空
霧のなかに うかびくる
やさしい影 野の小径
(こみち)
水芭蕉(みずばしょう)の花が 咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花
(しゃくなげ)色に たそがれる
はるかな尾瀬 遠い空

夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬 野の旅よ
花のなかに そよそよと
ゆれゆれる 浮き島よ
水芭蕉の花が 匂っている
夢みて匂っている水のほとり
まなこつぶれば なつかしい
はるかな尾瀬 遠い空