赤岳・硫黄岳   2017年 8月 27〜29
 
 
 
2時間ぐらいなら 重い荷を担いで歩けるだろうと思ったが ズシリこたえる 
久しぶり 80LLL-beanのザックをもってきた
 
 
 
 
 
 
一日目の豚肉はそのまま 二日目の牛肉はにんにくを入れて炒め その二つを凍らせて持参した
一日目は まだ凍っている豚肉とキノコ類を うどんだしで 煮込んだ 途中でソバも入れた
二日目の牛肉は 心配をよそに 融けてるがまだ冷たい肉を煮込み
ニンジン 玉ねぎ ジャガイモ シチュースープを入れて煮込んだ
アルコールは 500MLのペットボトルに それぞれウイスキー これまた二人で二日でペロリ 
 
 
暗くなって上を見上げると 赤岳に二つの小屋の灯りが見える
一度は上の小屋だと思うが 小屋開きの日に泊まった ゴハンがごわごわに かたかった
もう一度は 下の小屋で泊まった 持参したワインの瓶を 氷の上に置き 冷やした 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あの ゴツゴツした てっぺんまで 2時間で 行ける さあ 赤岳に登りましょう」 
 
 
頂上直下の尾根道 急に空が曇りだ 雲がわきだし 霧が流れ出した 
「寒いねえ」「早々に降りよう」
赤岳の登山道 階段に、鎖に 梯子に と丁寧に道がつけられ 補修がされている 
 
 
下界では 白い野菊 こやつは 花が かたまり ひっついている 
 
 
 
 
 
何年か前の積雪期 ここで一人テント泊 さすがに寒い ガスで暖をとろうとしたが火が点かない
「厳冬期は 灯油ストーブだよ プロパンはだめだよ 灯油なら相当冷えても 大丈夫だよ」と事情通の人
 
 
 
昔 広い頂上はまさかの強風 這って 四つん這いでも飛ばされそう 
頑丈なケルンを伝って 一つ一つ進んだ

まさに恐怖の強風の中 火口まで飛ばされず なんとか進めた 
もう少し強ければ 何かの拍子に身体が浮いて 飛ばされそうだった
 
 
 
「山を歩く 命をさらす」「自分を取り戻し 活性化する それが命 それが人生」
同道した福田さんの言葉
 
 
 
硫黄岳 頂上は だだっぴろい 2M超えの でかい ケルンが 並んでいる 
 
 
 
おじさん ふたりで この花を熱心に見ていた 「なんの 花」「?」 
 
 
トリカブト 毒草だそうだが このアオムラサキは好きだねえ
 
 
「モミの湯 500円だよ 安いよ」を紹介され 大いに汗を流して帰途についた
家に帰り着いたのは10時過ぎだった