赤坂山 2022年4月19日 
 
 
乗越にやって来た、寒風と書いてある、「かんぷう」と読むようだ。風がきつい、それこそ寒風が吹く、
長袖シャツ2枚の上にジャケットを羽織った。出発が遅かったので乗越直下で弁当を広げた。
 
 
 
スキー場斜面を 登ったところに 登山道がある 
 
 
 
 
 
 
 
 
カタクリ 
 
 
 イワカガミの葉っぱがキラキラ、なんだかたよりないカタクリが咲いている。しばらく登ると針葉樹、
スギかヒノキか・・「葉っぱが 尖って いるのでスギだよ」「あ そう」
 
 
イワカガミ 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブナ林になって来た、人の胴回り、イノシシの胴回りぐらいの若くて元気なブナ林がグイグイ立っている。
若葉が出てきているもの、まだ枝ばかりのもの、ブナがにょっきにょっき。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 なんの花だ スマホで調べようとしたが 通信の無いスマホは だめだよ と言われた
 
 
 
 
 
 「ああ 空が見えてきた もうちょいで 乗越じゃないかな」えいさあこらさあ。今日は少し寒い、
風が冷たい、先日の綿向山はほこほこしていたが冷たい。近畿南部と北部の違いなのか、
今日が涼しいのかわからないが、このあたりの気候は嶺北地方だというので、江若尾根は寒いのかもしれない。
 
 
 
 
 
 安曇川の駒田織布で綿布を注文したものを途中で積み込んだ。
いつもの120センチが無く、97センチのものを100メートル買った 、11000円也。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 雪と強風にもめげず にょっきにょっき
 
 
 
 
 
 
 
 
 尾根道を歩いている。このあたり、うしろの大谷山、前の赤坂山、もっこり拡がった尾根道なれど
樹がほとんどない。樹がまともに立っていられないほどの強い風が吹く地帯なのかな。
 
 
 
 
 
 夏に来た時には草ぼうぼうで、登山道の踏み跡さえわからないぐらいに茂っていた。
今の季節は、ようやく雪が融け、さあこれから草の季節だと満を持しているのかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こぶしの花、東屋がある。10年以上も前の冬、東屋からちょっと進むと谷筋で道が細くなり、
その先が雪で進めなかった。細い谷筋を先の方まで詰め、右にまわって登らなければいけないところ、
その細い所、雪が積もって道がわからず引き返した。
 
 
 車中泊のこと。車を二台止め、机を、コンロを、椅子を、ボンベを並べた。ビールを出し、
ワインを出し、焼酎を出してまずは乾杯。「てっちゃん鍋を用意した」「いただきます」
ダウンの上着を着て寒空の中、久しぶりに一杯機嫌、話して笑って楽しんだ。