愛宕山 2022年1月10日 
 
 
三宅さんは南山城村から車で来た
 
 
 表参道は平安時代から善男全女がお参りに列をなしていたのかね。お茶屋がたくさんあって、
そこに暮らす人たちが朝になると店を開け、床几を出す、「だんご しるこ 甘酒・・」
なんて言っていたのかな。お地蔵さんと石の標識、「ここに ○○茶屋が ありました」という看板がある。
 
 
 バスを降りた時は、「京都は寒い 清滝は冷える」と思っていたが、陽の当たりだし、
参道は青空が広がりダウンジャケットをザックに、ジャンパーを腰に巻き登り始めた
 
 
 
 
 
 
 
 
ねじ曲がった樹 いいねえ 
 
 
 
 
 
 
 
 
愛宕山の  表参道 このあたりは平らな道
 
 
 上の方に登ってくると 雪が残っている
 
 
廃屋の中に入り込んでみた 
 
 
 
 
 
 休んでいる時、「ケーブルの駅跡が・・いい所ですよ」その話を聞き、“水尾の別れ”から中に入ってみた。
平坦な道、ちょっと雪が深くなってきた、ふんわり雪を踏みしめながら歩いていくと、
コンクリート造りの廃屋が出てきた。「おおお すごい」その廃屋は2階建ての頑丈そうなケーブル駅の跡、
鉄筋がむき出した処、懐かしいデザインタイルが残っている処、
ハイカラ紳士淑女が、京都の坊ちゃん嬢ちゃんが目に浮かぶ。
 
 
 市の健康診断で、血圧が高いと言われ、「食い物で いけないものは 塩気は なにがよくないか・・」
と検索して驚いたのは、梅干しが一番に上げられていた。「来年から 梅干し作りはやめる」と決めた。
 
 
 
 
 
 今日はGPSがなかなかいい感じに教えてくれる。昨夜じっくりとスマホ君に愛宕山の地図を教え込んだ。
電車に乗りながらスマホを立ち上げ、バスを降りたところで、登り始めたところで、たびたび画面をのぞいてみた。
 
 
 
 
 
 進行形の絵です
 
 動画 video100122atago 愛宕山
 
阪急電車嵐山駅で降り、清滝行のバス停に来た。すでに20人ぐらいの方が並んでおられる。前にも言ったが
バスに乗る時は緊張する、加えて今日は終点の一つ手前の駅で降りなければならない、財布から230円を
ポケットに入れそわそわバスの来るのを待った。「これだけの人が並んでいるなら 
前の方で立たなければいけないな」バスが来た、案の定皆さんが乗り始めると前の方は全席座っておられる、
車いすマークの座席が3つ残っているが、「これは座るわけには いかないな」と前の方に立った。
「え あんちゃんまで 車いすマークの座席に・・」全員腰を下ろしオレだけが立っていた、笑うねえ・・。
「次ぎは 念仏前」そこでバスから降りた。
 
 
三宅さんが5万円の時計を持っているという。「なにそれ」その時計はスマホと連動しているアップルウォッチ
という。時計としての機能、万歩計、その他簡単な機能はもちろん付属している。「これの すごいところは・・」
腕時計をしている本人が、動けなくなって、心肺停止になると、何秒かして、ブルルと1分間鳴るという。
そのブルルで起き上がれない、覚醒しないとすぐに、救急車を呼んだり、身近の人に連絡するという
機能を備えた優れモノだそうだ。「独居老人には 最適だ ひとりで倒れても 誰かが駆けつけてくれる」
「いいでしょう・・」「友達の 独居老人に 教えてもらった 買った」

「ところがね、落とし穴がある」それは、その時計の電池持続時間が短く就寝時間には時計を外して、
充電しなくてはいけないという。「寝ている間に オレが倒れたら 
心配停止になったら なんとする どうする・・」笑い話である。