愛宕山 2023年7月16日  
 
 
 JR保津峡駅を降り道路に出て右へ、しばらく歩いて崖の方を気にしていると、“けものみち”
とも思えるような階段状の踏み跡を登っていく。
 
 
 保津峡からの登りは2回目。ちょうど一年前に山田さんに“ツツジ尾根”を教えられ歩いた。
 
 
 
 
 
 参道との合流手前で、カップヌードルにテルモスの湯を入れ3分待った。この身体のだるさ、
参道から引き返して帰れということかとぞっとしていた。盛夏の今、熱いカップヌードルが
心地よく腹に入っていく、塩気の汁まで全部飲みほし、「暑いものも いけるねえ」と実感。
 
 
 愛宕神社を通り過ぎ、竜ヶ岳の見えるところまでやってきた。やっと視界が開け、向こうの山が見える、
空の半分が見える、草が見える、樹々が見える。山はこうでなくっちゃ、
まわりの見えないのは嫌だねえ。もっとも冬になれば葉も落ち、いいかもしれない。
 
 
 水は2L持った。今日はまだ盛夏ではないのと、日陰ばかりなので蒸し暑さは感じるが、
照り付けるギラギラ暑さはない。夏は、途中で水場の無い山は3L近く持ってこないと不安だ。
今日も帰り道の下の林道で水を汲みごくごくいただいた。
 
 
 
 
 
梅雨の時期 なかなか山には入れない 苔は 梅雨でいい色している 
 
 
 
 
 
 帰りのバスの時間は毎時50分だったかなと思いながら歩いた。30ほどの待ち時間でやって来たバスに
乗って嵐山駅まで帰った。嵐山線の車内放送で、「南茨木駅で 人身事故があり 京都線は 全線不通だ
」という。桂駅で梅田行きホームに行くと、ガラガラの各駅停車が止まっていた。座って待っていると
45分ごろに 動き出す予定だ」というアナウンス。やれやれと家族に、「無事下山 ながら 
電車が人身事故で不通 15分ぐらいで動き出す」とメールで連絡を入れた。オレの聞き違いで、
15分後じゃなく1時間と15分後だとわかった。やれやれだ、疲れていたのでうつらうつらして待った。
 
 
ひと月前の アトリエ定点風景