愛宕山 2022年11月22日 
 
 
JR保津峡駅も初めて ここから登るのも初めて 山田・三宅・岡村の3 
 
 
帰りのバスから見た嵐山市街は 行楽客でごった返していた もうコロナ禍が終わったようで 昔の賑わいだった 
 
 
 まずその登山口から10分ぐらいは急な登り、転がり落ちたら道路に真っ逆さま、とは大げさだが
エンヤコラである。そのあとはなだらかすぎる道をわっせわっせ、樹々の中、足元は褐色の落ち葉
がびっしり、それでも緑が邪魔して景色は見えない。植林がされるまでは、麓の景色が見えたそうだ。
 
 
 1時間ほどで荒神峠にやって来た。ここは昔の道、落合と水尾を結ぶ道だが、かつては京都と亀岡にも
通じていたのか、茶屋があったようで、ちょんまげやら三度笠やらが往来していたのだろうね。
歩き始めてすぐにあんころもちをいただき、ここでサンドイッチを半分食べた。
 
 
 登山口からの10分、荒神峠からの20分は、は〜は〜ぜ〜ぜ〜の登り、「こらあ きついな」なんて言って
いるうちに表参道と合流、すぐに水尾別れ、そこのあずまやでチョコレートをいただいた。温度計があり
11度を指している。先ほどの登りでシャツの中も顔からも汗が出て
小さいタオルが濡れるほどだったが、座っているとヒヤリとする。
 
 
 
 
 
 
 
 
「たまには お宮さんの階段を 登ってみましょうか」「50メートルぐらいあるんですよ」エンヤコラエンヤコラ、
一段一段が太ももにこたえるしんどい階段だ。でっかい石でできている、3メーターX30センチX60センチの石、
1トン以上はあるだろうね、灯篭も含めて石だらけ、牛か馬に乗せて運んだのか気が遠くなるね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 Yさんが、「何度もトンビに襲われている」という。Mさんも襲われたことがあるという、
「へええ トンビに 食いものをさらわれる」「オレはトンビにも 蛭にもあったことがないよ」
急旋回してMさんめがけて降りてきた。Mさん慌てて食いものを引っ込めたので、
トンビ君ふわり舞い上がっていった。「ちくしょう 残念」トンビ君の歯ぎしりが聞こえる
 
 
 
 
 
 歩きながら、「おおお きれいじゃないの 美しいじゃございませんか」という箇所が二つほどあった。
緑と褐色の樹々の中を歩いていて、前方に幸せな光景、ほわり光が差して、紅葉が浮かび上がる。
「紅葉というけれど オレは レモンイエローが 好きなんだ」「赤や オレンジや えんじ色は 
今はよくない」「薄い黄色だ レモンイエローだ」
 
 
 一週間ぐらい前のアトリエ定点観測