愛宕山 2021年11月23日 
 
 
愛宕山は 京都 嵐山駅から 徒歩1時間で清滝へ そこからいくつかの登り口がある
てっぺんまで 2時間半のコースタイムだ 
 
 
予報では、「冷える」と言っていたがいささか風が冷たい、とはいえシャツ2枚に山ジャケットで暖かい、
というよりだんだん汗ばんできた。針葉樹、薄暗いヒノキの樹林帯を歩いている。
 
 
 
 
 
 
 友人の山田さんが“道直し”のボランティアをやっている。「土木作業だ」と聞いているが歩く者にとっては
ありがたいことだ。コースタイムで2時間半の道、台風で大崩れした道、倒木、土砂崩れ。穴を掘り、木を切り、
石を並べ、木を並べ、ロープや針金を結び、大変な仕事だ。オレにはできない、農業ができない、
土木作業ができない、おおいにゴメンね、世のなかに。
 
 
 
 
 
 愛宕神社
 
 
 
 
 
 
 
 
 なんと直径2メートルぐらいの切り株がある。現代ではでかい樹だと見上げても、せいぜい直径1メートル
ぐらいの山の風景の中で、直径2メートル3メートルなんて大木が立っていたらと想像するだけで目がくらむ
そんな目もくらむような大木のある風景が平安時代
以前、日本の山々の中は普通の風景だったんだろうねえ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「ゆず300円」小銭をカンカンに入れザックに詰めた。
 
 
 
 
 
赤い紅葉が素晴らしい、陽の光を通して光って見える。いつも言うように、レモンイエローの黄葉が好きだ。
イチョウにブナかな、そうは言うけど赤もいい、「どっちだ はっきり せえ」がははである。
 
 
 
 
 
鳥居には 「愛宕山」 と書かれている 
 
 
トンネルを歩いて嵐山の方に向かった。“愛宕念仏寺”の地蔵さんが向こう側に見える、
けっさくな顔をした石の地蔵がいい。次が“あだしの念仏寺”
 
 
 
 
阪急嵐山駅から清滝まで歩くと1時間近くかかる。昔はバスなんて乗ろうとも思わなかったが、この510年、
「バスに乗ると 楽ちんだ」と思うようになった。今日も待ち時間たった5分でバスがやってきた。
このバスは“大覚寺”を経由するので30分かかる。「230円 あれれ 小銭が 220円しかない」
バスに乗り慣れないので焦った、困った、バスが終点に着くまでそわそわ、230円の支払い方を考えた。
これが言葉の通じない外国なら、もう焦りまくりだった。何度か外国でバスに乗ったが、風景を楽しむどころか、
「乗り間違えてないか 乗車賃はどうして払えば」なんてことが頭を回転していた、バスには弱いオレだ、と笑い話。