白山  2020年 9月 28日  一日目 
 
 
若者は 別当出会いから 8時間で往復するらしい ジジイのオレは どこかで寝ないと・・ 竜の馬場でテント泊
今回は 番匠・林・上西・岡村の4
 
 
茨木IC→京都東IC→湖西線 161号線 道の駅マキノ追坂峠で休憩→敦賀IC
福井北→勝山IC→勝山市内で昼飯用弁当を調達→白峰→別当出会い 
駐車場で昼飯、先ほどの弁当
 
 
 
12時 つり橋を渡って 別当出会いを 出発 
 
 
小一時間で中飯塲に到着、立派なコンクリート造りのトイレがある。
昔、工事現場の飯場があったところかな、横に工事用舗装道路が伸びている。
ここの谷筋は長いあいだ砂防工事が続いている、白山の砂防工事は、
明治時代から始まり、いまだに日々続いているらしい。
 
 
 
 
 
 
 お陽さんが見える天気だが、山の向こうは霧か雲がかかっている、
快晴ではないが晴れている。長そでと半そでのシャツを重ねているがこれで調度の暖かさ。
 
 
 
 
 
 フジアザミが咲いている、ここのは小さい。北沢峠で見たやつは大きかった。
 
 
 先日来の計画で、この避難小屋を利用するのはいかがなものかな、
ここでひとまず一泊すれば、上に行って帰れるのでは、という計画も考えてみた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 4時ころに見晴らしのいい場所、分岐地点にやってきた。空気がひんやり透明になってきた。
今までの霞がかった先ほどまでに比べ、夕方の赤い陽の光が差し込み、
空は青い、山の上のほうまで見えるようになってきた
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 大きな白山の形が右に左に見えだした。多少紅葉が来ているがまだまだ緑色、
濃い緑と薄い緑、土や岩の黄色と茶色、白い幹をむき出した樹がまばらに、
いやあ素晴らしい、うっとりするねえ。
 
 
 
 
 
 
 
 
南竜荘方面を見下ろすと、広々したところに建物が10棟ぐらい建っている。
ネットで見た時点でも、あの建物群はなんだろうと不思議に思っていた。
 
 
 
 
 
 
 荷が重い。荷は少しでも軽くしようと頑張ったが、なかなかに重い、
時間とともにくいこんでくる。テントとシラフ、防寒具、食料などである。
 
 
 
 
 
 
 
 
雲海 
 
 
テント場には炊事場の棟、便所棟、五六のケビン棟がある。なかなか立派な建物だと思ったが、
ここは火山地帯の真ん中、シェルターも兼ね、コンクリートの頑丈な建物が必要なのかもしれない。
名前を書いて300円をボックスに入れた。水は豊富で、どこにでも水道蛇口があるのはありがたい。
 
 
 
 
 
 
 山が低くなっている、西の方に太陽が沈み始め、そこにむくむく雲海が上がってきた。
赤い夕陽と絡む白い、モノクロトーンの雲海はなかなかに幻想的。
 
 
寒くなってきた、シャツ・タイツを重ね着、ダウンの上に雨具の上下、まだまだ九月なので、
これで大丈夫だろう。飯の用意、傾いたベンチの上で、火をつけ鍋を煮始める。