白山 2020年 9月 29日 二日目 |
若い人の中に、ジジババが混じっている。「ジジババは しんどいねえ」 「私 83歳 登れてうれしい」「え 83歳・・」これが最後なんて言ってはおれない。 |
霜が一面 |
室堂に行く道は、4本ある。小屋の方が、「アルプス展望がきれい」ということでそれを 登りだした。朝起きた当時は、白い霜が一面についていたが、 晴れの天気、お陽さんが出てきて、木道の霜もさっと消えていった。 |
長い木道が終わり谷筋の横をなだらかに登っていく。疲れている、元気が出ない、 昨日の歩荷がたたったか、ウイスキーを飲みすぎたか、足取りが重い。谷の水はキレイ、 そのままストローでぐいぐい飲みたい、岩もキレイ、山々の景色もきれい、 きれいづくしの中、歩くのは最高の気分である。 |
アルプス展望台というところに鉄板に山々の名が記されている。御岳山が大きく見える。 爆発の何か月かあと、石徹白から別山に向かった時には、 煙も見えた、今日は霞んでそこまでは見えない。 |
これはなんだろうね キノコだと思うのだが・・ |
今日は快晴と思っていたが 9時 10時ころから 雲が沸き上がってきた |
白山は火山の山だ、横下には大きなへこみの池、爆裂の跡だあ。400年前が最後らしい。 |
池が見える あれは過去の 火口かな |
白山は人が多い、今日でもこんなに多くの人がいるなら、これが祝祭日なら、 十倍ぐらいの人出かもしれない、人気の山なんだ。しかも、 オレより歳が上じゃないかと思えるような人が何人もいるのにはうれしくなるねえ。 |
写していい? どうぞ |
テント場が、竜の馬場(ばんば)、竜の大集合場所なんだ。上の方、室堂あたりも同じように 馬場と呼んでもおかしくないような広々とした場所、白山の地形は不思議なくらいに 広々とした地形が開けているのだと再発見。 |
帰りは東から3番目の道、「エコーライン」を選んだ。石ゴロゴロ、 次いで長い木道、最後に石畳、白山の整備には感心する。 |
白山、いたく気に入りました、もう一度来たい、いい所だ。避難小屋が使えるなら、 テントの重さが助かる、別当出会いへ車で入れるのはいつぐらいまでだろう、寒くなると道路の凍結も心配だ。 |
暗くなる少し前に車のところに帰ってきた。さあ、風呂だと走り出したが、 白峰温泉は真っ暗で休んでいた。次の風呂へと走り出したが、なんとそこも まさかの真っ暗で休んでいた。「ええい 今日は温泉なし」と叫んで高速に乗った。 南条SAで簡単にラーメン、これぐらいなら眠くならない。 帰って、荷ほどき、風呂、ビールにありついたのは12時ころだった。 |
さあ 白山の次は この絵を やっつけるぞ |