比良 2018年 12月10日 |
蛇谷ならなんとか登れるでしょう キャンプ場で テント1泊 焚火もしましょう 風邪をひいている 寒波のやってきた今、山を歩いて大丈夫かな、野外でテント泊は大丈夫かな 「ええい なんとかなるだろう」 |
急に寒波が押し寄せ、北陸、信州、東北、北海道にはどっと雪が降っているそうだ |
先日までの山の景色と違って、白が一色加わることで華やかさが増す、嬉しくなる 静寂の世界から静逸の世界に、寂しさから華やかさが感じられる世界に |
「あれれ きれいじゃないか」 土がイエローオーカーの粘土、黒褐色の落ち葉の残骸が散っている そのまわりに白い雪がうまいぐあいに増殖してきたように囲っている 白と黒と黄土色の世界がオレをはっとさせた |
雪は10センチぐらい積もっている。毛糸の帽子をとると寒さを感じる。 今年、初めての雪の感触、キュッキュキュッキュ、靴で踏みしめる音がする |
少し下は雪がない、琵琶湖がくっきり見える 「なんだか 狭いね 琵琶湖」「竹生島はあれかな 小さいね」と思ってしまった 琵琶湖がこんなにクリアーに見えたのは初めてかもしれない |
上の方は白一色の世界 樹々の幹にも枝にも白い雪がついている 青空が出てきた、陽が差し始めた、飛行機雲が2本、南の方に進んでいる |
翌日 マキノのメタセコイヤの並木が見たい との声 先の台風で そうとう倒れた と聞いていたが 倒れたあとは 10本もあるのかな |
河川敷のキャンプ場を予定していたが、「ここがいい」と山の方で寝ることにした 屋根がある東屋でテントを張った、これが正解だった、小1時間ぐらい弱い雨が降ったからだ 鍋を出しコンロを出し、焼酎やらウイスキーで乾杯 真っ暗の中に星が輝きはじめ、こんなにきれいに見えるのかと空気のきれいさ、真っ暗さに感激 相変わらず、星の名前はわからず、眠ってしまった |