武奈ヶ岳 2021年3月14日・15日 
 
 
イン谷口にやってきた。「さあ 夜は長い 一杯飲もう」
椅子に机、照明器具に、焚き火用の金物ボックスが並んでいく。
自家製オイルサーデン、漬物、豆類・・でてくる出てくる。
 
 
 
 
 
 
 湖西線 比良駅付近の 琵琶湖
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 明日登る 比良山系
 
 
 夕方の イン谷口 明日は かなくそ から 武奈ヶ岳 明日の夕方には またここに 戻ってくる
 
 
 車の中の布団に潜り込んだ。冷え込んできた、23度ぐらいかな、足が冷える、ぞくぞく寒い、
窓の外は真っ暗、青黒い空、お星さまキラキラというのではなく、青黒い空に針の孔ほどの光が1020あるようだ。
 
 
山頂で、のりを巻いた握り飯、お手製のサンドイッチ、おいしくいただいた。 
 
 
若い頃に砂防ダムの工事をしていたような記憶があるが、そのための道路も今は半分崩れている。 
 
 
 
 
 
 2時間足らずで金くそ峠にやってきた、風が冷たい、空は相変わらず白い雲がまばら。地蔵さんがある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 お気に入りの樹が多い、堂々としたでっかい樹、ヒノキかな、自然に生えたでっかいヒノキ、曲がって、
二又に割れて、ふとい太い。なんでまあ、まっすぐ伸びるヒノキが、こうまで歪んでいるのか、
こういう樹々に会えるのは嬉しい限りだねえ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 11時頃だけれど樹林帯の風は冷たい、3月中旬だけれど、標高1000Mはまだまだ冬だ。
 
 
 
 
 
 ラジオで、石丸謙二郎の“山カフェ”彼が歩いている音声を先日流していた。風景描写、鳥の声、
息を詰まらせながらの話声が聴こえた。「オレと 同じことを やっているなあ」
オレの音声は 靴の音、鈴の音、はーはーぜーぜーの荒い息、そして“ぼやき節”が入る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 幹と枝だけで青空がまる見えだ。もう少しすると若葉が萌え出し、たちまち青葉若葉の季節になる。
葉っぱが茂るのもきれいだが、葉っぱが茂ると直射日光が遮られ暑さ対策にはいいのだが、
オレは空がまる見え、まわりもよく見える葉のない季節の風景が好きだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
金くそからコヤマノ岳までの道のりが好きな場所だ。なんということのない森の中だけれど、
ゆったりなだらかなポコリンの連続の中、静かな時が流れ、ザックザックと歩く。ヒトもあまりここには来ないね。
 
 
 
 
 
 
 12時過ぎ、武奈ヶ岳山頂にやってきた。4人ぐらいの人があちらこちらで弁当を広げている。
空はぼんやりかすんだ青空にいくつかの白い雲。冬用ジャンパーを着込んだままでちょうどいい暖かさ。
雪がまだらに、所々に散らばっている。
 
 
 
 
 
 昔 ケーブルの山頂駅があったところ 何度か乗った
 
「賞味期限が 今日まで という 肉がある」車に帰ってまずは湯を沸かし、靴を履き替え、
ラーメンを作り、肉を焼いた。うまい旨いと腹いっぱいだ。最後にコーヒーまでいただいた。