武奈ヶ岳 2021年6月21日
 
 
 てっぺん 直下で スケッチブックを出した えらく遠いように見えるが
ここまでくればあと15分 山は 直下まで来ると 意外と早くつく
 
 
いつもお世話になる駐車場 橋の上 左へ行くといきなり山 お気に入りの 峰床山
 右は 坊村バス停 トイレ 明王院  そして 山
 
 
 
 
 
ちょっと若いジジイ、鎌倉山の方に行く、沢に行く、とおっしゃる。「ヒルは」「いっぱいいる」
車からスプレーを出して、「これで、一発」手に吹きかけてもらうと、なんとしょっぱい塩水。
 
 
 
 
 
 
 小鳥がピーチクパーチク囀っている。あのピーチクパーチクは聴いていて気持ちがいいが、
「天敵に 居場所を教えるのでは いかがですか ピーチクさんたち」
 
 
 
 
 
 夏道は谷筋はなかなかにいいんですよ 今日はここが見たくて武奈ヶ岳を選んだんですよ
 薄暗い谷筋に木の葉がぐらぐら揺れるんですよ
 
 
 今日はよく転ぶ日だ、帰るまでに四度転んだ、ぞりぞりすべってうしろ向きに倒れた、足場を間違え、
スローモーションのように前にこけた、すっと滑ってしりもちをついた、今日のこけ方、
スローモーションはなかなかに絵になる光景じゃないですか。ただ危険なところは、慎重にも慎重です。
危ないところは三点確保、四点確保、恰好なんてかまっていられない、“よっこいしょのどっこいしょ”である。
 
 
 
 
 
 
 
 
教えてもらった花。みずき(白もやもや)、やまぼうし(白ハナミズキ似)、山つつじ(赤紫)、ササユリ(白)。 
 
 
 
 
 
 2ピッチ半ぐらいで御殿山に来た。何度も標識に御殿山と出ていたが、ここが御殿山だと初めて知った。
いつも元気いすいすい通過地点だった。ここから武奈ヶ岳への稜線が見える、ちょっと下って登り返すと
木の生えていない草原の中に登山道が付いている。
 
 
 
 
 
夏前の季節、樹々の緑が色濃くしかも勢いよく、なので視界が悪い、空が見えない、まわりが見えない、
景色が見えない、これには不満が残る、ごめんな緑くん、繫茂はいいんだが、
せっかくの山の景色が・・なんて言ってはいけない。
 
 
 
 
 
 
 青空に白い雲、あれはウロコ雲というのか、青地に、てんてん、ひょいひょいと筆を走らせるとでも表現していいのか。
 
 
 カッコーカッコーと鳴く、向こうの方にハト大の鳥が木の枝、地面、ホイのホイと行き来している。
あれがカッコウなのかな。帰って図鑑を見ると正解のようであるが、ハトの大きさ、ハトに似た色。
托卵の話が載っている、なんだあいつか ホトトギスより余程でかい。
 
 
 まもなくてっぺんというあたり、この辺は樹が無い、森林限界というにはたった1000Mのところ、
樹が育たないのはよほど風がきつい、冬には吹雪くんでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 タヌキのようなでっかい猫 時々 絵のそばで 寝そべっている
 
 
 
動画:VIDEO210621BUNA 武奈ヶ岳