比良−峰床 2019年10月28日  
 
 
今回の写真 友人の中西プロ 「現像 やったげる ぞ」 お願いした
オレが撮ったものだとは 思えないぐらいに いい写真がそろった
 
 
 
 
 
今回はイン谷口から武奈ヶ岳の予定だったが、車を走らせながら、
「どうせ行くなら 鎌倉山・峰床山に行ってみたい よろしいでしょうか」
と同道の正子さんにうかがいをたてた。
 
 
 
 
 
 
天気は快晴だ、30分ほど歩くと汗が出てきた。まだ8時過ぎだというのに足元には
オレ自身の影が動き、樹木も草もキラキラ、晩秋とはいえ陽が照ると暖かい、
もくもくとえっちらおっちらである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 2時間で鎌倉山の標識。ここまでは穏やかな登りが続いた、天気も穏やか、
雲がちょっとしかない青空、「ああ素晴らしい」と感嘆の声。
 
 
 
 
 
最初 見た時に 猪の糞かと思った 
 
 
 樹の精霊が宿りそうな 老木 朽木 これが好きなんだ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
12時前に峰床山のてっぺんにやってきた。快晴の空模様、真っ青の空、
ちょっとだけ白い雲が、見渡せば山また山、ここは京都市かな、登り口は滋賀県だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「二十歳のころ この辺りには よく来た」という夫婦に会った。
今回の山中で会ったのは彼らだけだった。
 
 
 
 
 
この山の樹々の色づきは 黄色が多い
赤いのは珍しい うるしかな 
 
 
 
 
 
 

今回の話は、表題に、「比良」と入れながらも、ほんとうに行った山は、「峰床」である。
坊村から出発、鎌倉山を経て、峰床山から葛川小学校に帰る道は増水やら崖崩れやらが起こっている
かもしれないので、峰床の池を反時計回りして、ピストンで坊村に帰ろうと頭の中で計画した。
失敗は地図を持っていなかったこと、帰り道でちょっと寄り道したこと、山の中で2時間くらい迷い
上り下りの連続、それこそきつい上り下りで道を探した。迷いながら、「ここは来た 覚えてる 
この木 見た覚えがある」「おかしい おかしい」の連発、時計を見つつ、「山の中での 
一晩は 嫌だ そんな 恐ろしい」という一念。「元に オグロ峠に 戻ろう」と引返し、
「5時前には暗くなる それまでに 山を下りたい」ということで、標識に出ている、
「久多3.8K」を選びめざした。帰ってみれば 大笑いの、楽しかった山中彷徨の一日でした。

 
 

峰床・久多・八丁と書かれた、オグロ峠、ここで素直に上に登ればいいものを横の
歩きやすい道に入ってしまったのが、まず最初の失敗。「あ〜あ〜 30分もアルバイト
してしまった」と軽く考え斜面をよじ登って、これで登山道だろうというところを
進みだした。この時にオグロ峠標識のある所に戻るべきだった、いたく反省、
また反省の行動だった。「やれちがう これはおかしい ここは来たところだ」
うろうろして元のオグロ峠に戻ってきた。「時間も時間 決断の時 久多に降りるよ」