百里が岳 2020年6月7日 
 
 
遠敷峠(833M)の上まで車でやってきた。5年半前、澤山さんの通夜の日に衣川さんと来た。
その時と同じコース、遠敷峠で車を止め、百里が岳、木地山峠、
上根来村、根来坂峠、遠敷峠と反時計回りに回った。
 
 
 
 木地山峠(658M1250 小さい祠がある、ここも何度か来ている。
 
 
 
 
 
 
 
 
道中は雲一つない空模様だったが、峠に来ると、うっすら曇っている、
風もある、肌寒い、「長袖のシャツ一枚では 寒いが 歩けば暖かくなるか」とそのまま出発。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 尾根道歩きとはいえ多少の高低差はある。小声で、「えにやこら」汗が出る、冷たい風が心地いい。
 
 
 
 
 
 9:30に出発して、11:00に百里が岳(931M)にやってきた。
「朝が早かった 腹が減った 飯にしましょう」おかずをたくさんいただき、旨い昼飯、旨い果物。
「これはまだ 凍っている あとで」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
木地山峠に近づいたところに白い岩がゴロゴロ。石灰岩かな。
白い石は、若狭駒にも、伊吹にも、鈴鹿にもあるね。
 
 
 
千メートルにも満たない江若境は、尾根でも木がたくさんある。
今の季節、緑が空に向かってどんどん広がり、空を覆いつくしている、
木洩れ日の量も少ない、山の中も薄暗い。
 
 
 
 
 
 
小さい谷筋の渡渉を2,3回、「すぐだ すぐだ」と歩いていたが、崖があり道が無くなった。
「あれれ こっちかな いやこっちかも」そうこうするうちに、やっとわかりづらい踏み跡を見つけた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
車を止めた 遠敷峠 5年前は 福井県側に崖崩れがあり 長いあいだ 通行不能だった 
 
 
アトリエで 絵と絵の間から ヤモリの 干物が出てきた 
 
 
 
 
 
 

◎水嵩の多くなってきた川を何度か渡渉した、「ヒルはいないかね」と思っていると、「バサッ」と耳元で、
黒い影が飛び去って行った。「なんだ あれは」何度も見まわしたが影も形もないけれど、
これを三回もやられた。ヒヨドリぐらいの大きさの黒い鳥だと思うのだけれど、
こちらが注意していると襲ってこない、すごいねえ。

◎山の中、ヒノキの皮がペロリ剥がされている樹を十本ぐらい見た。このあたりの樹には紐や網が
巻かれていない、白や青のテープでぐるぐる巻かれている杉や檜をよく見かけるが、
このあたりにはそれがない。まだ剥がして間がないという感じのきれいはな幹の中身が見えている、
爪痕のようにも見られる。熊か鹿か。

◎ネット情報では、最近、熊のカワハギが増えてきているという。杉や檜の皮を剥いで、
幹の表面を歯でこすり取って喰っているらしい。上根来の斜面にはいくつか、
ピンクのリボン付き熊探知装置があった。有刺鉄線で熊の毛をからめ取る「クマの調査」
というものがあった。こんなものでわかるのかねえ。