蛇谷・釣瓶 2018年 4月 30日 |
相澤・前川・増谷・堀井・岡村 5名 |
蛇谷が峰てっぺん 2月には 腹のあたりぐらいまでの 雪だったかな 下の白いものは 石灰質の石ころ 「さあ 歩くぞお」 ここから 4時間ぐらい 尾根道漫歩 よかったですぞお |
目的の山は蛇谷が峰 そこで二手に分かれ そのまま来た道を帰る組と オレと正子さん 釣瓶岳手前から栃生(とちゅう)まで行く組に分かれる |
まだスキー場が営業していた2月にここを登った 雪のない今日のここは穏やかな山 「なにか ケタイなものは ないかなあ」ときょろきょろ歩いた |
これは ただの 木の皮? ケタイ生物? |
いやあ ここは 標識もないし印もない ヒトがあまり通らない道かもしれない やっと「須川峠」の標識がある 「これで間違ない いやあ ひと安心 」右下の谷に水が流れているが 地図には載っていない |
空は薄曇りぼんやりしている 左の畑は東方向 その向こうに釈迦岳のアンテナが見える 戸数が30軒位の村 田んぼの間に家々の屋根 ひとつの区画 紫がかったピンクの畑が鮮やかに見える 北小松から見えるのはここらあたりだったのだ |
だだっぴろい尾根道 蛇谷・釣瓶は900Mなのに その間のこの辺りは700M なんだか下に降りてきたような錯覚におそわれる |
たくさんの種類の木が温かい季節を前に茂りだし始めた このあたりは下草がない 普通は草一面のはずなのに 草がない 鹿めが根こそぎ食ってしまったのか 異常だね |
若草色の樹々の中に もう少し黄色の絵の具を混ぜたような色の木が一 、向こうの山肌に目立っている いや待 、あの色は黄色の絵の具を混ぜてはだめだ 白い絵の具を塗ってから 黄色と緑のフイルムを貼るぐらいの塗り方だねえ まったりしたうねる尾根道に 樹々が上手く配置されている |
「もうすぐ 三差路かな」「このあたりの景色は すごい」「すばらしい」 若々しい青葉 まさに新緑の季節 白いアジサイの花が木についている |
これは幽霊ではない ただの木の幹 われているだけ これを見て騒いではいけませんぞ |
虫? 蜂? カブトムシ? なにしてる? 動かない |
「ねね あれ あそこ 熊 熊と・・」正子さんの身体が固まっている 「まさか そんな じっとしてるわけが・・熊が呼ぶわけが・・」「くまだぞう・・」 と大笑い ただの幻視でした |
麓には シャガ 満開 |