剣尾山 2020年4月27日 
 
 
 何度か来たことがある能勢の剣尾山と決め、車で1時間強走ってきた。
前日調べると、豊能町から妙見山を通り抜け、くねくね道を上り下り
往路はそこそこうまく走れたが、復路は大回りをしてしまった。
 
 
 能勢温泉下の駐車場を出発。反時計回りに回る。一周の中に川が流れている
 
 
ここは、大きな石がゴロゴロの山、それを思い出した。家一軒ぐらいの大きな岩がゴロゴロ。
大きな岩に仏画が彫ってある、色がいれてある。そんな大きさの岩が、最後までいくつもあった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まもなく5月という季節、落葉樹の枝々に若草色の小型の葉っぱが絵の具を散らしたように
目にとびこんでくる。オレに言わせれば、レモンイエローの飛沫が散らばっている、という感じかな。
 
 
 
六体の石の地蔵が、赤い前垂れをかけてもらって並んでいる。休憩。持参のサンドイッチをほおばる。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 頂上手前に、大きな伽藍の跡。月峯寺といったらしい。
100人ぐらいの寺ヒトが居ても暮らしていけそうな大きな寺だ。昼も夜も人々がうごめき、
読経、鉦、太鼓、風呂だ、飯だ、ざわめきが聞こえそう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 783M、石ゴロゴロのてっぺんに到着。天気は青空が多くなってきた。風がきついのか大きな木はない。
 
 
 
 
 
登りは南斜面だったが下りは北斜面、北斜面は紫色の山つつじがみんな蕾の状態、やはり北は冷たいようだ。 
 
 
 
 
 
反射板がある 
 
 
 古びた石の標識、「摂津・丹波 國界 明治十年」となっている。この重いものを、
よくも担いで登ったものだと感心する。歩荷のおっさんが一人でとは思われない、という大きさだ。
 
 
 
 
 
 横尾山で飯を食った ここが中間地点 ぐらいかな
 
 
 
 
 
 高架鉄塔がある、電線が左右に流れている。地図を見ると線がはっきり書いてある。
登るときにも見ていたが、注意散漫、見逃していた。ここは、鉄塔と電線があるのだ。
山では迷った時など電線はいろいろと助けになる。
 
 
 
 
 
 「なんだか曇ってきたねえ」昼飯を食ったころには、青空が広がっていたが、
午後から青色が消え白色になってきた、涼しくなってきた、予報通りの天気模様だ。
 
 
 絵 三点 この山の出発前日に 出来上がった サインはまだしていない
 
炭焼き窯の跡がある。日本の里山はどこにでも、「ああ これは 炭焼き窯跡」というものをよく見る。
半世紀以上前には、燃料は薪炭だった。オレも我が家にプロパンガスがやってくる中学生ぐらいまでは、
そんな燃料で作ってもらった飯を食っていた。窯の横の看板に、「能勢の 三黒とは 炭・栗・牛」
と書いてある。炭は茶道用の、「池田炭」といい、上等なものらしい。