剣尾山 2020年7月29日  
 
 
長い梅雨だった 山も一か月ぶり この湿度 まだ梅雨は開けていないね 
 
 
 建築家の葦原義信の建物群が残っている。一部がガラスが割れ傷んでいるが、丁寧に積んだ石、
面白く形づくられた小さな受付小屋、思わずにこりとしてしまった。歩いていくと、平屋の建物群、
壁はコンクリートに窓が小さくこれまた面白く形づくられ、分厚い壁に穴が開いたようで
またまた思わずにこりとしてしまった。形づくられた建物の塊に、
「こういう 練られた 程度のいい形は 気持ちがいい にこりだ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 何種類かの キノコの遭遇したが 白いやつが代表で ご挨拶
 
 
 登りだした、整備された道、地面が濡れている、昨夜は雨だったようだ、
今も、いつ降ってきてもおかしくないという空模様。湿度が高い、それこそ湿度100%といってもいいくらいかな
 
 
霧の中、雲の中を歩く感じだ、まわりの樹々が霞んで見える幽玄の世界だな。
は〜は〜ひ〜ひ〜汗が出てくる、半そでのシャツが濡れてくる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
摩崖仏  岩や 岩壁に掘られた仏像のこと 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 月峯寺跡にやってきた。かつての寺院の敷地、石の囲いや礎石、地蔵さんたち、梵字たち、
「そらあ 奈良の寺に比べれば 小さい寺だけど」それでも小さいお堂が、祠がいくつか建っていた
 
 
 
 
 
 
老若のボンさんが幾人か暮らしていた、読経の笑い声、大声に小声、夜も昼も獣たちの徘徊の姿、
見えてくるぞと想像するだけで楽しい。
 
 
 
 井戸跡
 
 
 
 
 
 
 頂上
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
蜘蛛の巣
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「これは これは赤松 あれれ ほとんどが赤松」この景色はなかなかのものである、
びっしり覆われた緑の上ににょきにょきの樹、葉の茂りが少なく空もよく見える。
 
 
 
 
 
 
 
月峯寺跡に建つ解説板:月峯寺は17Cには廃寺になったようだが、鎌倉時代に造られた石造物が
残されており、かつての隆盛が窺われます。平安時代の土器も見つかっており、
古くから人々の信仰を集めていたようです。本堂をはじめ、十数棟の建物を備えた一大伽藍が
広がっていた様子が復元されています。
 
 
まもなくなんだかエンジン音がしてきた、チェーンソウで木を切っているような音、
なんとドローンの練習場があった。相当上のほうを一機飛んでいた。ドローンには興味がある、
あれを自由自在に飛ばせたらという夢がある。ま、この年なのでもう挑戦する気持ちはまったくないが、
あれを飛ばしていろいろな映像を撮れたらさぞかし面白かろう。
先日もエベレスト付近の山を歩いている一行、NHKの取材班と山屋さん、
ドローンを飛ばしてあっちゃこっちゃを撮影していたのを見たが、その画像の面白いことには感動した。
ちょっと違った視覚、今までは思いもよらなかった場所から覗ける、いいねえ。