木地山 : 2015年12月2日 |
みどり色の線を歩いた 5時間ぐらいの かる〜い ハイキング 尾根を登った かる〜い と思ったが よつんばいになって ふうふう 空が見え 乗越しにでた |
長靴姿 これで3回目 渡渉 バシャバシャ歩きには もってこい 登りも下りも 苦にならない 岩だと足の裏が痛いけれど 長靴に わら縄の アイゼンで 雪山登っていた仲間を思い出す |
ここ木地村 かって 木地師がたくさん暮らしていた 造られた 椀やお盆は木地峠を越え 小浜に運ばれた 今は10軒足らずの村だとか |
暖かい冬の朝 雪も氷もない もやがかかっている |
急斜面を登ってきた 見慣れた道に出た 予報どおり 陽がでてきた |
陽がでてきて 湯気が上がっている 山は湿度が高いのだ |
落葉で 葉っぱがない木 空が見える 向こうが見える この時期の山はいい |
精霊が宿っているはず かってにそう思っている |
池にたどり着いた この季節は水が少ないのかな 長靴で水のあたりを探るとずぼずぼもぐる もう一月もすれば 雪景色 そのときも きたいねえ |
樹木は 太い幹で ひとり立ち ツルは 樹木に巻きついて 葉を広げる これは なんというツルなのか知らないが 樹木にとって迷惑な話なのか それとも いいことがあるのか |
苔が瑞々しい この角度で見ると マリモのようだ 川沿いの石に張り付いた苔たち |