北小松 2023年12月29日  
 
 
オレの定点コース 北小松駅から→楊梅の滝→ヤケオ山→釈迦岳→元ロープウエイ駅→比良駅 7時間コース
 北小松駅に降り立つとホームにはオレひとりである。「えええ 登山客がいない」オレの予想では、
暇を持て余したジジババ連が 若者たちがいると想像していた 
一日歩いて 山の中 たったひとりの人を見ただけ
 
 
アイゼンを選んだ。12本爪はずっしり重い,「6本で 行けるだろう」それでも防寒のジャンパーを持つと、
荷はいつもよりやや重い、電車での1時間の立ちっぱなし、体力が減っているかなと思いつつも涼峠にやって来た、
 
 
 
 
 
電車、高槻駅から北小松駅まで立ちっぱなし、たった4両の車内、年末に動く老若男女でいっぱいだった 
 
 
いつもの新快速、いつもの高槻駅、「まてよ 敦賀・米原 二つ書いてある どういうこと・・」
先日は全車両が湖西線行った。今日は、駅の案内板に山科駅で二股に分かれ、前4両が湖西線へ、
後が東海道線に行くようだ。北小松駅で駅員に聞いた、「土・日は全車両が湖西線 週日は 
前の4両だけ」ということだった。これはまあ、よくわからん、の話なりけり。
 
 
 
 
 
 
 腰を下ろし ビスケットを出し テルモスの湯を入れ インスタントコーヒーを飲んでいる、美味い。
 
 
先ほどひっくり返りかけた。土色の地面が湿っている、雨が降ったのかなと思っていたが、ずるりと滑る、
あれれと手を付き泥んこだ、次の足も滑る、なんだこれは、ズルズル滑る土である。想像だが地面の
1センチ下で凍った氷が解けズルリを誘発したのかね。先日、奈良の前鬼付近の国道で車が土砂崩れに
巻き込まれたらしい。解説では、夜に地面の下が凍り、昼にそれが融け雨でもないのに土砂崩れが起きらしい。
恐いねえ、と言うけれど、雪崩にしろ土砂崩れにしろ、その一瞬にそこに居なければ助かる、という理屈が成り立つ。
 
 
 
 
 
 
 このあたりでガスってきた、風は冷たい、ネックウオーマーを付けた、景色は見えない、
上の山も琵琶湖も見えない。樹々は葉を落とし枝だらけ、常緑樹の小さいものが黒い葉を残している。
ススキも綿毛が無くなって箒の先のような形状が残っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
このコース 涼峠から 釈迦岳まで 登りの尾根コース 右側は山々 左側は所々崖があり 琵琶湖がまる見え 爽快だ 
 
 
 
 
 
 1210ヤケオ山にやって来た。手前で上を見上げ、「大きな石がある ヤケオ だろう ただ 順調すぎる 
ひょっとして もう一つ向こうかな」と思いながら登ってきた、今日も元気である、スイスイ登れる、ありがたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
1250釈迦のてっぺんにやって来た。雪がほんのポツリまだらに残っている、
このあたりは標高が1000ぐらいなので、日本海に近いとはいえ雪は少ない
 
 
 
 
 
 
 
 
 
釈迦から少し下ったところ 前回同様ここで飯を食った このころになって晴れてきた
 
 
 
 
 
 
 
 
 「岡村さんは 樹が好きだね 樹の写真ばかりだね」そう言われると そうだ 汚い樹が好きなんですよ
 
 
下山した時 パトカーがやって来た、「滋賀県警山岳救助」と書いてある。パトロールかな、登山届を回収している。
登山届は入れっぱなしかと思っていたが回収してくれているんだと感謝である。オレも北小松駅で投函した。
 
 
 
 
 
 
個展が終わり  やっと普段の えかき生活に戻り 描いていますぞ