明神<東吉野> 2021年2月13日 
 
 
山のサイトに、「八滝七壺より以降は通行止め 登山口まで 1時間アルバイトをさせられた」
これを見て、「あれれ 1時間余計にかかるのか・・」と思ったが、
通行止めの車止めが外され、ラッキーなことに上の駐車場まで行けた。
 
 
 
  樹々はまだまだ冬。葉もなく枝が千万本も天を刺している、オレンジ茶の枯葉が着いている奴も見える。
苔はキレイ、雨が降ったせいなのか、みどりが、緑、みどりだ。
 
 
天気予報通り、薄曇りで暖かい。昨夜降ったのか、地面が濡れている 
 
 
 明神滝、どんどん、ざあざあ、けっこうな水量、半分は凍っている、大きな滝の氷瀑だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 風が冷たい、エンヤコラの登りでシャツの中はほっこり汗、3枚着ているがひんやりこの冷たさは
まだまだ冬を感じる。雪が所々に残っている。
 
 
 
 
 
 
 
 山は、谷筋、尾根筋、どこからも登れる。この道が好きで、この道が嫌いなんてことは言ってられない。
ただ、谷筋は、岩の間を水が流れ、夏は涼しく快適だけれど、岩の上は滑るので好きではない。
 
 
 
 
 
 「雪が見たい 東吉野村の明神平には つもっているだろう」「一緒に登ろう」
と素麵工房の桝井君の前で、三宅さん待ち合わせた。「工房見せて」
「おお 岡村さん どうぞ」二階にあがった。素麺づくりは毎朝2時起床らしい。
 
 
 昼飯を広げる。湯を沸かす。寒い、冷たい、百メーター先が見えないくらいの霧、
スキー場跡は雪が半分ある。山々が、樹々が墨絵の世界できれいだが、やはり快晴がいい。
 
 
 
 
 
明神岳1432M。この辺りはけっこう標高が高いんだ、比良は1000Mちょっと、高島トレイルは700Mでこぼこ、
関西では大峯に次いで高いのだとあらためて実感。標高が高いからといって、登山口も標高が高ければ、
ふうふうはあはあの時間は同じなんだ。高低によって、寒さ暑さ、生き物や植物が違ってくる。
 
 
 
ちょっと上まで散策、10センチぐらいの雪を踏んでいく。この辺りの緩やかな斜面のポッコリが好きなんだ。
樹々も、岩も、地面も、なんだか楽しそう、こんな冬の曇った日でもそれなりに素晴らしい、ここはいい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あれれ、こんなところに歯車が、エンジンが、ボイラーが。小屋の跡にコンクリートの基礎が残り、
スキー客用なのか、木材用なのか、機械の片割れがさび付いている。ヤンマーのマークが残っている。
 
 
 
 4回の渡渉、岩が濡れて滑りやすい、「慎重に しんちょうに」簡単な渡渉だけれど、
バランス感覚も歳だねえ、しんちょうだよ。
 
 
茨木に帰ったころに、エンジンが変な音がする。メーターを見るとオーバーヒートだ。
なんとか家までもってくれ、そろりなんとか帰り着いた。
 
 
 
 
鳥を発見、逃げない、歩いている。「ちょちょちょ ちょ お うんちをたれた ハト風だけど 
もっと小さい」家でネット図鑑<サントリー愛鳥活動>を調べる。大きさ、色、季節、環境と項目がある。
大きさはスズメよりちょっと大きいが、小。色は茶色が入っていたが、おおむねグレー。雪の中の冬。
1400Mの高山。「いわひばり」かな、たぶんこれだろう、解説では、動きがゆっくりしているらしい。