明神平 2024年2月13日
 
 
通行止めの看板のある臨時駐車場に7時到着なれど、もう5台ほど車が止まっていた。
土砂崩れは奥の駐車場の対岸である。以前にも崩れ、コンクリートを組んだ養生がされているが、
その底の土砂が崩れ、コンクリートが浮いた状態なのかな。
 
 
 
 
 
 
8時過ぎいよいよ登山口。昔は、駆け足で登れるような山、なんてえらそうなことを言っていたが、
渡渉が4回もある川筋、歳をとると苦手になっていく。
 
 
 
 
 
 太陽が樹々の間からキラリ見える、いいねえ、期待通りの晴天になってくれ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 六本爪のアイゼンを着けた。先日来何度もつけているのに時間がかかってしまった、冷たさで手が
痛いほど冷えてくる。若いころは、「ずぼ足で歩くんだ ぎりぎりまで着けないよ」なんて粋がっていたが、
ジジイになると平らな場所で、穏やかなうちにさっさと着けたほうがいいと反省。
 
 
 一眼レフカメラで自撮りをした 次回はもっといい顔しなくっちゃ
 
 
 今日は風がないので、フードなしの防寒具だけで登っている、毛糸の帽子だけ、冬用手袋は着けている。
 
 
 
 
 
 「明神ブルーが見たい」と先日来うずうずしていた。晴れて穏やかな日に行きたい、
吹雪の雪山はもう願い下げだ、と調べていた。何日か前から13日がいいと予報士が言う。
 
 
 
 
 
 10年前20年前と距離の感覚、体力なのか、気力なのか、空気なのか、
水場が過ぎてもまだてっぺんに着かない、なんて、どっこいしょだ。
 
 
 
 
 
 「さ まずは ヌードルに湯だ 湯が先だ」「あれれ・・」「まさか・・」ヌードルが入っていないじゃないか 
かんじんのヌードルが・・」ヌードルとおにぎりと決めていた。ほんとうに大失態、ばかだねえ。
 
 
 
 
 
 今日から急に暖かくなった 樹々に着いた雪が ぼたりボタリ 落ちている
 
 
 
 
 
 今日は動物を まったく見ない
 
 
 素晴らしい、一面の銀世界、もう1時間早ければ樹々にも雪がたっぷりついていたはず、
青い空、白い地面、霧氷の景色、ほほほ、最高である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 明神ブルーなんて言葉は知らなかった。山記録のネットで若者は流行らせた言葉なのか、
それでもそのブルーが見てみたかった。今日はまさにそのブルー、明神ブルーだ。
 
 
 
 
 
 陽が照っている、じりじりするねと言うほどに直射日光が顔にあたる。サングラスを忘れないようにと
昨日は思っていたがこれも入れ忘れた。樹々の枝々にたっぷりついている雪の塊が、ぼたリボタリと落ちていく
 
 
 
 
 
 どんな青ですかと絵かきのオレに問われても、「深い宇宙の青かな」なんてわかったような答えしか出てこない。
絵の具では青色は全部で4.5色は絵の具箱に入っているが、そんな絵の具じゃ、宇宙の色は出せないね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 右が天理大 左が天王寺高校 の建物
 
 
 
 
 
 もう登山道の終点と言うところで、ズルリすってん。下りの林道で、凍っているな、水が流れているところを
歩こう、ここでおもいきりのスッテンころり、腰骨ごとたたきつけられた、イテテである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 数日前の アトリエ定点風景