西山古道 2023年11月7日 
 
 
西山古道は、善峰寺・柳谷観音・光明寺の三観音霊場を結ぶ古い道だったらしい、
それを最近復活する努力をしてくれた方々がいるらしい。
 
 
 
 川筋の途中で12時になったので、開けたところで弁当を食った。朝は早かったのでおにぎりを作っただけ、
それにカップヌードルとテルモスに湯を入れて持ってきた。
まずはヌードルに湯を注ぎおにぎりを食った。おにぎりはひとつ持ち帰った。カレー味のヌードルと
おにぎり一個で腹一杯になった。卵焼きやら漬物、ナシと柿をいただいた。
 
 
 阪急東向日駅発717南春日行きバス、730バスを降りて金蔵寺に向かって歩き出した。
洛西のこのあたり、以前に来たことがあるようで、大原野神社、正法寺、金蔵寺と知った名前が連なる。
地図を見てまず、金蔵寺を目指し、金蔵寺の横から善峯寺を目指した。
 
 
 9時頃からお陽さんが照りだした、樹々の中を歩いている、陽の光が葉や枝に遮られまだら模様を
写しだす。ぱっと明るくなったまわりを感じると気持ちも明るくエイホウである。人家から離れて
1キロ2キロのあたり、夜になると獣たちがうろうろ闊歩するのだろう、いたる所にけもの道が
走っている、シカ君であろう。イノシシの掘り返しもいくつも見られた。
今年は熊が荒れているらしい、熊が一たび興奮してくると、そのパワー、迫力、運動神経は人の数倍、
とてもかなわない、お会いしたくないものだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 金蔵寺から善峯寺に向かう道、最初の30分ぐらいは普通の登山道、急な斜面もいくつかあった。
1時間も歩くと舗装道路(向日善峰線)に出た、舗装道路をくねくね下ると善峰寺山門手前に、
西山古道の標識を見つけそこを歩いていった。ここから柳谷観音までは、谷沿いの道、
山腹を削った道、幾度も渡渉があり、なかなかに手ごわい、気を緩めるとズルリこけたり、
岩で滑ったり、落ちたらヤバイねというような道がずっと続く。
オレは濡れた谷筋の道、巻き道やトラバースよりは尾根道が好きだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 柳谷観音まで4.3キロ、川を渡り細い道を進んで行く。巻き道、山の斜面に作られた道、広いとこで
1メーター狭いところは50センチ、そんな道である。水が流れる谷筋は大きくUターンしてそろり進んで行く。
いつも申しますが、谷筋の道、巻き道、トラバースは落ちると恐いということで好きではない。
ここはさほど危険ではなく、二足歩行でずんずん歩ける、そんな道を進んで行く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ジョロウグモ:女郎蜘蛛:派手な色から「女郎」とももう少し上品に「上臈」とも言われる 北海道以外の全国に生息
 
 
この写真は7月のものだ 11月の展覧会に出すものが写っている