御池岳 2021年4月10日 
 
 
 鞍掛トンネルからのルート 簡単コースだ ここから登ると往復4,5時間
 
 
鞍掛峠まで 30分足らず 犬も来ていた 
 
 
ありがたいことに 鞍掛トンネルまでの道 開通していた。何年か前、トンネルから登ろうと車を走らせたが、
「崖崩れで通行止め」手前から登ったが、てっぺんまで行き着かなかった。
 
 
 1時間ぐらい登ってきた、肌寒い、風がある、ジャンパーのフードを被っている。空は晴れているが、
クリヤーではない、まっさおではない。目の前のポッコリ大きな丸いお椀、きれいだ、中低木の樹々はまだ葉がない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 どこがてっぺんだかわからない、ダラリンポコリンの台地、雪やガスの時は迷ってしまう。
 
 
 
 
 
 てっぺんには 窪地がたくさんある 下は 大鍾乳洞かな
 
 
 
 
 
 「おおお あそこが T字尾根」崖の向こう側に、歩けるような尾根がある、10年ぐらい前が最後かな、
「もうこの 尾根は いやだな」最後のそう思った。上の台地、だらりだらり、ぽこりん、気持ちがいい。
 
 
 
 
 
 雪の中、テントを張ったのはてっぺんの大地のどこかだった。朝起きてテントの扉を開けると、
まわりはまっ白の雪、ひとっこ一人いない白銀の世界でした。オレのことだから、夕飯時に、
たくさんお神酒を飲んで、バタンキュウ寝てしまった、そのあたりの記憶は飛んでしまっている。
 
 
 
 
 
 トビが二羽三羽、輪を描いて舞っている。なんだか白っぽい鳥が飛んでいった、よく見ると、カラスだ。
カラスも二羽三羽遊んでいる。トビのいるところにカラスがいる。食性が似ているというが、
仲が良いのか悪いのか、最近トビもよく見かけるようになった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 近隣の山々、向こうに伊吹、その向こうにまだまだ真っ白けの白山が見える
 
 
 
 
 
このあたりの地名、「君が畑」と「大君が畑」がある。今日のトンネルへの道は、
「大君が畑」を通ったが、T字尾根に向かった時は、「君が畑」を通った。君が畑には、「木地師の郷」
という大きな看板があった。そこは全国の木地師の総本山で、
百年前までは毎年の総会に全国から木地師が集まったとか・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 アトリエ定点 風景なり