ポンポン山 2022年12月6日 
 
 
 今日は夕方の5時に富田で4人集合して、ミニ忘年会がある。せっかくなので、その前に、
ポンポン山に登ろうと計画した。「5時に富田なら 1時前にポンポン山を出発しなくっちゃ」
12時半にポンポン山に着くには 9時に摂津峡下の口から歩始めなきゃ」
9時に摂津峡下の口に行くには8時に家をでなきゃ」「30分ぐらいは余裕をもたせないと」
「朝は6時ころに起きればいいか」と計画したが、目覚めたのは7時だった。
 
 
 
 
 
 いい樹だ ねえ
 
 
 登山道を登り始めた。エンヤコラエンヤコラ、鈴をチリチリ鳴らしながら歩いている。
鳥の鳴き声がまったくない、獣の気配もない、イノシシがあちらこちらを掘り返している、
小さいケモノの細長いうんち、道の上には枯葉が積もっている、サクサクサクサクである。
 
 
 
 
 
30分もすればてっぺんに着く、飯はてっぺんで喰おう。鈴をチリチリ鳴らしながらザックザックの足音、
枯葉の積もった地面をたたく音がレコーダーから流れる。空気は冷たい、シャツ3枚で汗ばんでもいるが寒い。
陽は照っている樹林帯の中、木洩れ日が地面をまだらに色づける。
 
 
スマホの万歩計 この一日は なんと 4万歩だった 
 
 
 
 
 
 1230てっぺんに着きました。樹にぶら下がった温度計は8度だ、青空に白いほわり雲、週日なのに人が多い、
飯を喰ってる間に延べ10人ぐらい登ってきた。110分前に下りだした、さあ急げ急げ、
最近はゆっくり歩くようになったが、急げば早く歩けるじゃないのと、やれ行けそれ行け下りは早い。
 
 
 
 
 
5時に 10分ぐらい遅れて 富田に着いた 待ってくれていた 寿永の方々とミニ忘年会 酒場に入った 
なんと 偶然にも 同級生の奥野君が居た 「やああ よおお」 嬉しい出会い 
 
 
 
 
 
 ちょうど1時間で原村に降りる合流点にやって来た、来た道を下るか、神峯山寺の紅葉を見ながら下るか、
水とビスケットを齧りながら休憩が終わって、原村への道を選んだ。
 
 
 
 
 
 30分ほど下ったところの高架鉄塔の下、大阪湾の海が見える、四国か淡路島が見える、
大阪市内のビル群が見える。まだ2時半だが西陽がキラキラ夕方の雰囲気だ。
 
 
 
 
 
 来た道をそのまま帰ればよかった 知らない道を行ったのが間違いだった えらい目にあった 予定より30分時間を喰ってしまった
 
 
流れの先にトンネル入り口がある 向こうに原村の屋根が見える  トンネルを抜けると 村に出られる  それいけ
 
 
 暗いトンネル 長い時間歩いた  曲がると空が見えた やったあ と思ったが ここからどうしたら 地上に出られる
 
 
 背の高いフェンス これをよじ登って 向こうに降りたら 上にガードレール 道がある
 
 
10日ほど前のアトリエ定点写真 
 
最後にえらいめにあった、板に書かれた手描きの案内、こちらからも原村に抜けられると出ている。
以前から知っていたが、「よし これを行ってみよう」と下りだした。10分ほど下ったところで印を見失った。
「戻るには あの坂は急だったな 向こうに車の音もする、斜面を降りてちょろちょろ流れを行ってみよう」
おっとと、こらしょ、「おお トンネル入り口がある これをくぐれば 原村かな」かがまないと歩けない
狭い真っ暗なトンネル、ライトを出して進んでいく。「前に出口の明かりが見えないね おかしいね 
ええい 行けえ」長い時間に感じたがトンネルが右に曲がっている、曲がると前方に明かりが見えた、
「おおこれで出られる 原村だ」ところがどっこい、出口に来てびっくり。コンクリートが前に、横に、
「あれえ ここは見慣れた風景 この上をいつも歩いているところだ」さてまずどうして地上に出るか、
重いザックをおろし、そろり力を入れ壁をつかみ、足を上げ、なんとかトンネルから脱出できた。
次の難関とは、ぐるり背の高いフェンスで囲われている、これを越えなければ。扉がある、
そこに行ったが南京錠がかかっている。背よりやや高い部分に近づき、ザックを柱に掛け、
思い切って足を上げた。てっぺんをまたぐときに、たまたまを打ち付けないようにそろり着地した。
ガードレールまでの斜面を草をつかんで舗装道路に降り立った。30分のロスタイムだ。