ポンポン山 2023年11月14日 
 
 
 高槻:上ノ口→原村→本山寺参道に合流→ポンポン山→釈迦岳→善峰寺へ→西山古道にのる→善峰寺バス停→阪急東向日駅
 
 
同道の山田さん  
 
 
 予定ではポンポン山往復コースだったが、山田さんが、「善峰寺から 釈迦岳 ぽんぽん山 このコースを
来たことがある」というので、「そんじゃ そのコース 魅力的」と決まった。多分前回の“西山古道”
にぶつかるのでは、なんだか洛西の山も身近になってきたと喜んでいる。
 
 
 
 
 
 
 
 
木の根っこ 
 
 
三四日前ぐらいから急に寒くなってきた、冬がやって来た。それまでは11月だというのに夏日が
あるという不思議、一週間前にもこのあたりに来ているがその時はシャツ2枚で涼やかに歩いていた。
今日は空気が冷たい、急な登りで毛糸の帽子の中が汗で濡れ、背中もいささか汗が出ているが、
冷たい風がヒヤリ感じる。気象予報士も、「観測史上 以来の 異変」なんて騒いでいる。この寒さは例年通り
だそうだがオレの身体は寒さについていけず、温かいシャツが、帽子が、湯たんぽが、と悲鳴を上げている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 いつ降ってもおかしくない空模様だが、曇ったりたまに晴れたり、帰るまで降ってくれるなと天に言い聞かせ
つつ歩いた。曇ると空気が冷たくなりヒヤリとしてくる、陽が顔を出すとホワリ暖かい、なだらかな登山道を
歩いているとベンチがある、「一本 取りましょう」と休憩して横を見るとここが釈迦岳だという、
善峰寺の僧侶がここに釈迦の像を置いたのがその由来らしい。
 
 
 まっすぐ進むと道が二股に別れ、右は若宮神社から水無瀬方面に、左に行くと善峰寺となっている。
前回西山小道を歩いた時に、ポンポン山こっちという標識を二か所見た、釈迦に行かずにまっすぐ行くと
善峰寺の上に、この道は善峰寺の下に出そうな気がする。その通りならオレの頭の中の地図が完成しそうで
したり顔になる、ドヤ顔になるなんて想像しながら進んだ。
 
 
 想像通り、善峰寺に近所から 「西山古道はこっち」の道に合流し、その合流地点から道路まではすぐだった。
バス停はお寺から下ったところにあった。224分の発車まで30分ほどベンチに座って待った。なんと先程の
団体がまたまたバス停にやって来た、「あれれ やだねえ 一緒のバスだね やかましいね 喧嘩までしている」
 
 
 ポンポン山には12時前に着いた。カップヌードルに湯を入れ、おにぎりを食った。今日のヌードルは普通のものだが、
前回はカレー味のものだった、「山では カレー味が いいねえ」と感想を漏らす。
 
 
 
 
 
 30人ぐらいのジジババ集団がてっぺんにやって来た、どこかの山岳会のようである。
山で会う団体は嫌だねえ、あつかましい、やかましい、なんて言っては、いけないねえ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 まもなく展覧会 20〜25日だ この絵も出品する 150x72cm