ポンポン山 2020年12月20日 |
村の中から 本山寺に向かう登山道を 通った 人はいない 鈴を鳴らしながら登った 途中で 弁当を買うのを忘れた 燃費の悪いオレとしたことが |
「ええい いくぞ」と家を出た。水と食料、カメラとICレコーダー、ダウンのジャンパーも。 食料は少ないので、途中のコンビニで調達しようと、自転車に乗った。 |
この一週間は寒かった、寒波がやってきた。アトリエの温度計が朝方は、5度8度ぐらいなので、 極寒というほどではない。雨がない、もう一か月ぐらい降っていないのかな。東北や北海道は大雪らしい。 |
中ぐらいのおにぎり、分厚い特性サンドイッチ、リンゴを一個、それだけだ、腹減りのオレ、もつかな。 |
空気が冷たい、風はちょっとだけ、葉を揺らす程度、手袋はまだポケット、手は上着の袖の中にいる。 ネックウオーマーは暖かいが、ゆるい登りでも汗が出るのでポケットにしまった。毛糸の帽子は頭に乗ったままだ。 |
てっぺんだ |
てっぺんには10人ぐらいの人たちがいた。にぎやかな山頂だ。すぐに失礼して、少し下でサンドイッチをほおばった。 オレの特製パンは旨いねえ。 |
山は一か月以上ご無沙汰のせいか、寒さのせいか、太ももの内側がつってきた、「これはいかん」 と5分ほどじっと待っていたらおさまった。帰りも反対側の太もものうしろ側にきた、これもすぐにおさまった。 |
まだ 3時ころだが 夕方の雰囲気 2時間もすれば真っ暗になる 昼の一番短い季節だ |
天狗が休憩する大杉だ |
今朝、まだ暗いので6時ころかなとラジオを点けるとなんと7時だった。アナウンサーが、 日の出の時間が7時だという。これから正月明けまでお陽さんがどんどん寝坊して、7時だとまだ薄暗い。 反対に日没はオレの誕生日の15日ぐらいを境に、昼が長くなっていくらしい。 |
自撮りの顔 がはは りっぱなおっさんだ すげえジジイだ |
神峰山寺の手前まで下りてきた。夕方のお陽さん、寒くない、もう手袋はいらない。 遠く大阪市内のビル群が見える 阿倍野から 梅田まで 見渡せる |
摂津峡の途中で暗くなってきた。ヘッドランプを出すまでにはいかないが、暗くなってきて、 人もまったくいなくなった。食料が足りるかと心配だったが、まだまだ空腹状態ではない、 自転車に乗ってコンビニを探さなくても帰れそうだ。 |
12月のアトリエ風景 |
リンゴの話:今年は三人から立派な大きなリンゴをいただいた。食べるときは四分の一ぐらいにカットして、 もぞもぞ食べている。甘い汁が身体に染み渡り旨いんだけれど、一個はなかなか食べられない。 今日も食料が少ないのでとザックにでかい奴を一個入れた。食えるかな、と心配しつつ、 登りの休憩時にナイフで半分にして齧った。「旨い」これはほんとうに旨かった。ヘタは齧ってポイ、 一口一口いただいた。帰りの道中も残りの半分を食った。リンゴ一個を丸ごと食えた、 「旨いねえ うれしいねえ ありがとう 山のリキが ついた」 |