竜ヶ岳:愛宕 2022年8月8日 
 
 
竜ヶ岳は愛宕山の北にあります。「行ったことがある・・」おぼろ10年ぐらい前を思い出しながら、
林道を奥まで歩き雪が多少残る辺りから登り始め、尾根道を愛宕まで行ったのでは・・。
 
 
 
 荷物紹介: 腹ポシェットには、1Lの水 一眼レフカメラ ヘッドランプ 薬 歯ブラシ 箸 スプーン・・・便利だぜ
首からICレコーダー 左の紫色はミニザイル 背は40Lザック 雨具と傘が入っている 
 
 
 
 
 
 月輪時に登る道、ここは階段状の登山道、は~は~いいながら登っております。目的は愛宕山ですが、
「地蔵の方に行けたら・・」ということで歩いております。
 
 
 暑い、汗が流れる、タオルも水もザックの中だ。天気予報では曇りのち晴れ、清滝の清涼地帯とはいえ
連日の猛暑、薄手の半そでシャツに半ズボンのスタイルながら、ズボンでさえ濡れてきた。
 
 
 月輪時の いつもの 樹
 
 
 水は2リッター持ってきている。飯は朝作った。玄米ごはんに梅干しと胡麻粒。野菜を炒め卵でとじた。
野菜たっぷりのサンドイッチは、ちょっとずつかじっている。
 
 
 
 
 
 ハイウェイのようにすいすい尾根道を歩けるかと思ったら、だらだら上ったり下ったり
もう30回ぐらいあったかな。しかし本当に気持ちのいい道だ。
 
 
雑木林とは失礼だけれど、細い木が無数にくねくね、上がったり下がったりのおだやかな尾根道に、
くねくねの無数の木、今の季節は空も見えないぐらい葉が茂っている。
 
 
 
 ふと下を見ると3センチぐらいの毛虫が曲がりくねって暴れている。「おお どないしたんかね」なんと、
1センチぐらいのアリがちょっかいを出している。小さいアリに緑色の筋のあるお洒落な毛虫がもがいている。
ちょっと嚙みついては離れる、そのタビに毛虫はパニクッテいる。ずっと見ていたいが先を急ぐ
道中のオレ、「たぶん 今頃は えっさほっさと アリに 運ばれているのかな」
 
 
 首無し地蔵と書いてあった。首無しと聞いてかつての京の都で首を斬られた者を供養した地蔵かなと思っている。
 
 
 
 
 
 愛宕の北北西に地蔵山947Mと竜ヶ岳921Mがある。
 
 
 帰りは表参道を通って帰ることにした。2リットルの水が少なくなってきたと思いながらも、
境内の自動販売機で普通の倍の値段で売っている飲み物を買うのは許せなかった。
 
 
バテタバテタと長い道を下った。ほとんど麓に近いところに水場があるのを思い出した。
あそこで水を補充して、顔を拭いて、とだらだら下った。

バス停に着くと5分前にバスが出ていた。「ええい 55分待つぞ 1時間歩くのはいやだ」
ヘロヘロになって家に帰り着いた。バスと電車の冷房がありがたかった。