仙丈ケ岳 2021年 8月7・8・9・10日 |
一日目:福井・越前大野・飛騨高山・安房峠・松本・信濃大町の別荘に招待された 二日目:大町から高遠付近 仙流荘駐車場 バスで 北沢峠 三日目:仙丈ケ岳往復 最終バスで大町へ 四日目:大町から木曽・名古屋・信楽・帰阪 |
この別荘は二度目。50歳代、「山の 帰りに 寄れよ」そう言われ、白馬あたりに登った帰り、 仲間5人ぐらいで寄ったことがある、何人かが温泉風呂に入れてもらったのを見ていた。 |
夜の8時、家を出発、夜12:30“道の駅河野”にやってきた。 寝る前に、酒をコップに入れ、ソーセージを齧りながらベンチに座っていた。 |
九頭竜湖のくねくね道を走る、涼しい、窓を開けると爽やかな風が入ってくる。昨日の夜は暑くて寝苦しかった。 日本海も大阪も同じような暑さだった。大阪は梅雨が明けて熱帯夜が続き扇風機を回さないと眠れない、 昼間のアトリエは風まで熱い。山の中の道に入ってくると涼しい。 |
葛の花 |
安房トンネルまでやってきたが、「峠を越えよう 地道だ」走り出すと、「崖崩れ 走行注意の看板」 「あれれ 大丈夫かな・・」おっかなびっくり進んだが、対向車もいくつか来て一安心。 ジグザグジグザグ登って降りる、なかなかに楽しい道だ。目の前にでかい山、「あれれ あれは・・」 「焼け らしいですよ」「え なんでこの方向に・・」「形は 焼け だねえ・・」 地図に弱いオレの頭はぼけている、安房峠のことがすっかり飛んでいる、安房峠を超えると上高地なのだ、 その先が松本なのだ。帰って調べると、釜トンネルに近いジグザグに焼岳の登山口がある、3時間ちょっとで 登れるようだ。安房トンネルができるまでの道は“卜伝の湯”“釜トンネル”“坂巻温泉”と懐かしい。 |
テント場に着いた。小屋で受付、900円は安い。テント設営、荷をテントに入れ、弁当を喰った。 駒ケ岳を振り返ると、おお、青空に岩の山が浮かぶ、明日は晴れればいいが・・、ただ台風が来ているものねえ。 |
これは、シラビソかな、いい感じの森、霧雨と湿度100%のそよ風、半そでシャツ1枚、この天気が続けば いいのだが・・。緑がきれい、雨具はいらないが、かすかにしょぼ降る。 |
「南は 森林限界が 高い・・」澤山さんの言葉を思い出す、2500Mを過ぎてもまだまだ森の中だ。 |
降り出した、雨具の上下を着た、降ったりやんだり、仙丈ケ岳の手前、小仙丈ケ岳に登ってきた、風がきつい、 三宅さんのポンチョが吹っ飛びそう。ここは岩ゴロゴロ、こけるとやばい。「あああ 晴れた 雲が飛ばされ 青空が 北岳が 甲斐駒ケ岳が」そんな景色をほんの一瞬ちらりと見せてくれた。 「海が われるのよ〜・・」聞いたような歌をうなってくれる。 |
ここまで来られただけでうれしい限り、いい景色がみられた、いい山肌に接しられた、山に包まれた。 仙丈ケ岳は優しい山、もう一回も二回も登りたい山だ、来たいねえ。 |
「雷鳥 ライチョウ だ」おお、夏毛のライチョウがひょこひょこ歩いている、前回来た時もこのあたりで見た、 ラッキーだ。そんなことを言っていると、「ホシガラス」目の前の枝にとまった。こんなまじかに見たのは初めて、 カラスよりちょっと寸づまりのまっ黒、胸のあたりに白い斑点が星状に散らばる、おおこれまた感激。 山の上ではホシガラスが2.3羽で力強く飛び回っていた、20羽以上はいたね、まじかは初めて・・。 |
いよいよ高い樹が無くなってきた、ハイ松地帯、黄色味を帯びた白い岩と砂、山の斜面が斜めに長く伸びる、 この長さは信州の山の長さ、緑の中に白っぽい岩の帯、この景色が見たかった、見れたぞ、みれた。 |
一路大町の別荘へ2時間強走る。帰ると鍋を火にかけ、皿を並べ、「冷えてるだろう 風呂へ入れ 広いから 二三人 入れる」おお、ありがたい。木造の別荘は2階建て、寝ながら見ているとアトリエの倍の 面積があるかなという立派なものだ。温泉は使い放題かけ流しで1万円/月だそうだ。この湯が熱い、 野外の風呂でも熱い、温泉好きでないオレも暖かく癒された。「さあ ビール」「さあ 鍋を ポン酢で」 すっぽんの身はあっさりとしかもコクがありこれは旨い。「血を 臭くなから・・」「むむむ・・」である。 「すっぽんは 6000円 安いもんだ 新地で喰ってみろ ばかみたいに 取られる こっちのほうが ずっと旨い」その他にいろいろいただき、テントで忘れた日本酒を飲み時間が流れた。 |
アトリエ風景 雨に濡れたテントを 乾かしてる 帰って1週間ぐらい 雨続きの予報 |
動画 video090821sennjyou 仙丈ケ岳 |