高見山 2024年 1月7日
 
 
 「霧氷が見たい」と思っていた。オレのテリトリーは三つしかない、高見山、三嶺山、明神平である。
一番のお気に入りは明神だが、今回は高見を選んだ。
 
 
 
 
 
伐採工事用の臨時道路 最近の杣人は 斜面に重機が入れ まずは道路を造るようだ 
 
 
 空を見上げると晴れている、樹林帯の中、枝や葉は風の音がしてざわめいているが、地面には陽が射しまだら模様が
浮かび上がっている。ところが樹林帯を過ぎ国道からの登山道の分岐を過ぎたあたりから風が身体に当たりだした。
 
 
 新ボロ車はもうすでに2か月近くなるがあまり遠出がなく近所のチョイノリばかりだったので、
たった100キロとはいえ初の高速道路も入れやや走ってもらった。なのでこの車のことはまだ詳しくない、
まずガソリンの減り加減は前のアコードに比べ燃費が多少いいような気がする。ただ加速が弱い、
登りの坂道ではアクセルを踏んでも加速はしない、「ま ジジイにとっては 
ハイスピードに縁のないほうが いいのでは」と思っている。
 
 
 
 
 
 最近古事記を読んでます 神話の神が ここを通ったのかな
 
 
 樹林帯を抜けて いよいよ風が吹き出した 防寒具のフードを被った
 
 
 
 
 
 
 
 
 東吉野村の方から、166号線、高見トンネルを目指す道をナビ君が案内してくれているものばかりと思っていた。
「ここを左へ」「え まっすぐじゃないの」「しかたないねえ 言うことを聞くよ」と左へ曲がった。
なんと御杖村と言う標識が出てくる、「大丈夫かな」しばらく行くと、「次を右折」という。なんと細い山道、
雪があれば、凍っていれば通れない道だ、幸いなことに、“たかすみ温泉”の標識が出た。ナビ君、反対方向から
入るように言ってくれているようであるが、次回からはこの道は通りたくないので気を付けよう。
 
 
 たった10本ぐらいしか 霧氷の着いた樹は無かった もっとじっくり写したかったが 手がかじかんで痛い
 
 
 豆知識:樹氷やら霧氷やらどちらでもいいやと思っていたが、ネット氏いわく、「霧氷にしてください 
樹氷も霧氷の一種です」ということでこれからはなるべく霧氷と言うようにします。
 
 
 これは 一年前の高見山 
 
 
 「あ ちょっと 雪がある」「あ 霧氷があるよ」わずかながらに雪が残っている,何本かに樹の枝枝に
白いものがひっついているがカメラを取り出して写すには風がきつい、手袋をはずすと冷たすぎる
 
 
 コースタイムで2時間半の山、ジジババながらも順調に登っている、9時に出発して12時頃には
てっぺんに着きそうなペースで登っている、もうすぐだというあたりの尾根道は風がきつい、
吹っ飛ばされるというほどではないが一歩一歩足を踏みしめて登っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
「あ 忘れた 湯を」昨夜からテルモスを2本用意していた、朝に湯を沸かし入れればいいようにしていた、
じゅうぶん時間に余裕があったのに、全く忘れてしまっていた。「2本持ってきたからあげるよ」
避難小屋ではヌードルの湯を、下山道ではインスタントコーヒーの湯をありがたくいただいた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 今年は展覧会の予定はない じっくり 描くぜ