高見山 2022年12月25日 
 
 
 朝  7時 に茨木を出たが 登り始めたのは 10時半 雪道と チェーン着装に 時間を取られた 駐車場に戻ったのは 4時半だった
 
 
 エンヤコラ どっこいしょ
 
 
高見山がある高見トンネルの手前で、「さすがにこれは チェーンが要るぞ」と止まった。
「ええと あっち こっち・・」「違うな やり直し・・」1年前の予行演習でうまく簡単に装着できたが、
雪の道路上、なかなか填まらず30,40分時間がかかってしまった。
 
 
 
 高見杉のある 避難小屋付近
 
 
 シャツ2枚にセーター、その上に防寒チョッキ、防寒帽子もかぶっている。防寒上着はザックの中だ。
風はヒヤリ冷たいが、頭の中や背中は汗が出てくる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 まだ防寒具を着ずに歩いている、風が冷たい、シャツの中に冷たい風が入ってくるが
身体も熱いのでちょうどいい、えんやこらだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
オレも弁当を広げたが座るには寒すぎる、立ったままで箸を取り、冷たいごはんを、
さぞ美味かろうおかずを、ぼそりぼそりと口に入れ、テルモスのさめた茶を飲んだ。
 
 
 強い風が吹く、小雪が舞う、ハナミズが垂れる、手の指が冷たい。まわりの景色はキレイ、真っ白けの雪、
ピッケルがずぼり突き刺さる積雪、樹々の葉はモコリもっこり雪で膨らみ垂れさがるモンスター状態、
太い幹は雪をかぶり別の生き物のようだ。
 
 
小屋にあった温度計は零下5度だった。
 
 
 写真を撮りたいなと思うが、手袋をはずしてカメラを出す勇気がない、とは情けない寒がりよう。
ひたすらにザクザク登る、空を見上げると吹雪の空、薄暗く白い。
 
 
 
 
 
 風の強いところの細い幹には、氷のナイフが上から下までずらりと並び風上に向かって刃を尖らせている、
こんなところで転びデモすりゃブスリ突き刺さるかも。
 
 
 セーターと 防寒チョッキで ほとんど上まで登った 下りは防寒具を着た 寒い 指が痛い されど楽しい雪山でした
 
 
1030たかすみ温泉駐車場から出発した。7時に茨木を出発、針インターに、8時半集合、
9時半にたかすみ温泉、10時前には登山開始の予定だったが、予定よりだいぶ遅れてしまった。
この時期、一年で一番早く日暮れがやってくる季節、4時には下山しないと薄暗い中の山道は危険だ。
「大きな寒波が 来ている 近畿地方も 雪が降る」しきりに天気予報の声が聞こえる。
 
 
 
 数日前のアトリエ定点風景