高島トレイル 2020年3月25日 
 
 
「これなら 自転車を 積んでいけば 楽じゃないか」 
ゴール地点で自転車をおろし スタート地点で 車を駐車した
帰りは スタート地点まで 自転車で 走った 小一時間 稼いだかな
 
 
「生杉(おいすぎ)」これはなんと読むのだとしばし悩んだ。何度も来たことがある、
葛川:梅の木から、生杉まで、川沿いの風景は実に牧歌的で気持ちがあらわれる
 
 
 
 
 
 谷筋を登っていく、何日か雨が降っていないので、水の量も少ない、
あっちかな、こっちかなと迷いながら登る。杉の植林の中に大きなケヤキの木がある。
青空に冷たい風が流れる、手袋が欲しい。
 
 
 
 
 
 クチクボ峠に登ってきた。後ろが三国峠、前が遠敷峠、滋賀県と福井県の境界尾根道である。
左側は福井県側で雑木林、右側が滋賀県側で針葉樹林だ。
もっともこのあたりは京都府との境もすぐそばだ。後ろが 京大芦生演習林
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「おお 精霊が 宿る木」がある、まだ生きているのかわからないが、
上半分が無くなって苔むしている。「まだちょっと 貫禄がな」と思うが堂々と立っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
江若国境尾根という名で、標高が600800Mぐらいの連なりである。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ポコリンとお椀状のところ、気持ちがいい。ここからしばらくはなだらかなポコリンが続き、
小さな水たまりもある。下草がなく、小さい樹が林立する中に、でかい樹が立っている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 遠敷峠手前 エンヤコラ 登ってきた南の方角が比良山系だという、知った山の名前が次々出てくるが、
このあたりは右も左も山々山の連なりだ。高島トレイルは分水嶺の道、巻いたり、近道はなく、
とにかくてっぺんを歩く道のようである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 遠敷峠 車道 高島トレイル そしてかつての鯖街道 三本が交錯する
 
 
 
 
 
今日は冷たい風と、少し暖かい春が味わえた。樹々の蕾は多少膨らみ、
もう十日もすればいっせいに芽吹くかなという状態、一つ二つ小さい花にめぐりあった。
 
 
登山口は、かつて、衣川さんとキャンプをしたことがある広場の横。
遠敷峠は、やはり衣川さんと峠のてっぺんに車を止め、
百里が岳→木地峠→上根来と反時計回りに歩いた。
ちょうど二人で予定していた朝に河瀬さんから、
「澤山さんが亡くなった 今夕 6時から お通夜」との連絡が入った。