2019年 2月27日 高島トレイル 乗鞍岳
 
 
 
 
 
地図左下に車を止め ぐるり一周 時計回りの 山行
全行程 8時間 しんどい おもしろかった 
 
 
黒川マキノ線という林道。
ここからは、みなさん黒河峠から三国岳、赤坂山方面に行く人が多いそうだ
10M下に10M幅の急流が流れている。林道も荒れ大きくほげていたり崩れていたり車は通れない
 
 
 
 
 
 
1時間ほどでトイレがある黒河峠
このあたりから上は50センチぐらいの雪が残っている
そこを少し行った鉄塔の下で小休止。なんだか広々した台地、
樹が刈り込まれただだっ広い大地に鉄塔がにょきり、焦げ茶色に塗られた鉄塔が立っている
 
 
 
 
 
 
 
 
 
朝から曇り空、時々白い雪の地面におぼろげに影が映るが、すぐまた消えてしまう
今日は陰鬱な曇り空、モノトーンの山と思っていた
 
 
 
 
 
 
 
 
 
靴が潜りだしたのでワカンを着けた
足が潜りだすとなかなか進まない ずぼりずぼり潜りだした
ザックからワカンを出して装着、見違えるほどの歩きやすさ、快適である
 
 
 
 
 
 
ここは展望がいい、360度とはいかないが三方向がまる見え、琵琶湖も駿河湾もすぐそこにある
琵琶湖は安曇川の三角州、手前に蛇谷が岳やら武奈ヶ岳が見える
駿河湾は大きな船も入ってくる大きな町、いずれまた美味い海鮮でも食いたいものだね
 
 
 
 
 
 
前の方向こうの山にレーダーアンテナが見える
そこに向かって下っていく、ワカン装着のまま雪の斜面をふわりふわりだ
 
 
 
この山は鉄塔が多い山だ、あちこちに立っているが、ほとんどが茶色に塗られている
一つだけ赤と白のツートンカラー、二つだけ、鉄塔の上部が黄色に塗られている
 
 
 
陽はなかなか射し込んでこないねと思っていたが徐々に青空が現れだした
飯が終わり歩きはじめると空気の色が明るくなりだした、半分ぐらいだけれど青空も見えている
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
下を見ると、雪の中に標識が顔を出している。乗鞍岳:865Mと書いてある 
 
 
 
 
 
ますます琵琶湖がすぐそこに、竹生島が見える、下には国境スキー場が見える 
 
 
 
 
 
 

このあたりは“在原”の地名、“在原業平”の墓があるという(晩年在原業平隠遁した地という伝説、
これもわからないらしい)。父は平城天皇の子、母は桓武天皇の皇女という高貴身分、平安初期の歌人
として知られる。伊勢物語の主人公として有
◎ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
◎名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思う人は ありやなしやと