高島トレイル 駒ヶ岳 2019年 4月28・29日
 
 
横谷峠から駒ヶ岳 往復のコースタイムが7時間
今回は池で テント泊 衣川さんと 酒のみふたり 
横谷峠の林道に車を止めた
 
 
 このズボンの前の持ち主 磯辺が 10日ほど前に亡くなった
去年8月7日 事故以来 ずっと意識不明だった 10回ぐらい見舞いに行った もう ゆっくり 休め
 
 
 
 
 
福井と滋賀の県境にある、高島トレイル、ここは福井県の気候、日本海の気候である 
 
 
中西さんが○○カエルと言っていたがそいつなのか、そいつでないか
聞いてみなければと思いながら、気持ちの悪い卵の無数
 
 
 
風が冷たい、ひやりとする
三日ほど前から冬の寒さがぶり返し、シャツもタイツも重ね着をしている
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 キャツはなにもの
 
 
 
 
 
荷が重いときは30分で休憩を取るようにしている
急登が続いた、急登だと言っても二足歩行で登れる斜面だ
 
 
 
「おお敦賀湾かな」「大きな船かな」「いやあ 琵琶湖だよ」
「あれは 島だ」この山は分水嶺の山
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日はのんびり山、「ケタイなものは ないかな」ときょろきょろ探し回った
立ち枯れた太い樹、崩れきった樹、枯葉の下、そんなこんなを探し回った
真っ黒いきのこ、真っ白いカビ、オレンジ色のかさぶた、そんなケタイなやつをいくつか発見した
 
 
 
標識には池原山・足谷口と書いてある。いつもオレはここから登ってきていた
「さあ 昼飯にしよう」コンビニで弁当を買った、唐揚弁当500円也、
久しぶりの肉である、美味い
 
 
 
 
 
 
斜面を下っている時にスッテン尻もちをついてしまった
かかとで踏ん張りながら下っている時に、湿った粘土を踏んでしまった、ツルリンである
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 重い荷を下ろし中のものを全部出した。「このあたりがいいかな」
枝やら小石を取り除きテントを袋から出した。「こっちを入り口にしよう」と広げ、ポールを差し込む
二人でやればすぐに形になってしまう。敷物を置き、シラフマットを敷き
食料・水・調理用具・シラフ・ザックなどを中に入れた
 
 
「お 池だ」「ええ もう 着いた」何度か見てきたあの池が下の方にある
水はうっすらある、中洲があり草と苔が生えている
 
 
 
 
 
 
 西の方が若狭湾、東の方が琵琶湖である
光の加減なのか敦賀方面の小高い山の緑が、ポコリンポコリン緑の色を少しづつ違え
濃い緑、淡い緑、黄色っぽい緑、赤っぽい緑、それぞれが相まって
おとぎの国がそこにあるようにポコリンポコリンである
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日の出の朝陽がまっかっか、「おお これはきれい」カメラを取に行っていくつか写した
そんな赤だったが5分ぐらいでなくなってしまった。鳥の声がやかましいぐらいに聞こえる
ちっちぱっぱ、ちゅ〜ちゅ〜ぴゃ〜ぴゃ〜。シカの声も何度か聞いた
 
 
 
この山に入って何本かの桜を見た、桜の花が咲いている
大阪に比べ半月ぐらい遅い開花なのかな。薄暗い緑に桜色の花
こぶしも咲いている、白アジサイも咲いている
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 この池では何度かモリアオガエルの白い綿あめに似た卵が、
樹にぶら下がっているのを見たことがあるが季節は何時だったか忘れてしまった
 
 
真ん中は 小鳥  キャツはなにもの
 
 
オレンジ色の絵の具のような色 キャツはなにもの 
 
 
 
 
 
 土の中に何か白い石がいくつか、土を払ってみるとなんと
ギンリョウソウがまもなく立ち上がろうかというその白い色だった
「嬉しいやつに 出会えた ギンリョウソウが見られた いいことがありますよう」
と神頼みのあほづらである
 
 
オレはウイスキー、衣川さんは日本酒を3合もってきている
オレは今回、食料係なので、乾きもの・かん詰め(サバとオイルサーデン)・
茄子漬・ウインナー・菜っ葉の煮もの・酢レンコン、
これらをちびりちびり、飲んではつまみ、つまんでは飲んだ
 
 
 
 
 
 
色合いも 肌合いも いとおしい キャツはなにもの 
 
 
 白色絵具を厚くなすり付け 日が経つと このように割れてくる キャツはなにもの
 
 
樹の幹をひっくりかえすと キャツがいた 
 
 
 
 
 
 
高島トレイルは上り下りが穏やかな道、ほとんどが尾根道で
二日三日かけ縦走しようという者にとって水の確保が難しい、水場が少ないようだ
木地峠の左右に水場があったような記憶があるが、何分ぐらい下ったのか、記憶は定かではない