若狭駒ケ岳 2023年5月9日 |
木地山から、高島トレイルに登る道はいくつかあるが、与助谷山コースは知らなかった。 半年前に山田さんに連れられ、与助谷を下った。今日は与助谷を登り駒ケ岳に行く。 |
8時10分、登山口から登っております。有賀さんの家の前に駐車させてもらい、「帰りに寄ってよ コーヒー飲んで帰って」と嬉しいお言葉。ここは麻生川の終点集落、百年前ぐらいは200人ぐらいの人が いたところだと聞く。文化圏は朽木よりも木地峠を超え小浜との交流が多かったようだ。 |
「鯖街道」という言葉があるが、サバも人も物も荷を背負って峠を超えて行った、 木地村の人はサバ街道はうちの事と言っていたそうだ。今はよそ者の方が、たった3軒だそうだ。 |
11時前にてっぺんにやってきた。てっぺんと言ってもなだらかな尾根道のひとつのピーク、 白い石がゴロゴロの上に、十字の標識が立っていて、駒ケ岳780.1Mと書いてある。コンマ1とは10センチ、 その10センチはどこのことですかね、山のてっぺんで、コンマの下まで書いてある標高は在ったかなと 不思議に考えている。三角点も隣にあった。<国土地理院にも、コンマ1と書いてある、と確認。> |
江若尾根の樹々の風景は格別だねえ、と悦にいっている。先日来の比良とは樹々の風景が違うんだねエ、 しかも昨日雨が降ったのか、地面は湿っているし、苔の緑が瑞々しい、ほんと水のおかげの、水みずしさなり。 |
尾根に近づき標高があがりブナの樹が出始めた。「よ かっこいいぜ」 「おお 饗庭の ドンが聞こえる ロシアの戦争で 気合が入っている か」 |
南斜面の登りは穏やかな暖かさだったが、ここ江若尾根、日本海から吹いてくる冷たい風がまともに当たる、 ザックからヤッケを出しフードをかぶって歩いた。 |
二重にぐるり それから伸びている 風か雪のいたずらか |
根っこが絡まって マクドナルドの宣伝か・・ |
空は快晴、白い雲も探さねば無いぐらいの真っ青な空、風もほとんど吹いていない。さすがに今日は暖かい、 厚手のシャツも厚手のヤッケもザックにしまい、薄い長そでシャツで登っている。ただ、 朝の8時前に着いた時、有賀さんが、「10度を切るよ まだストーブを焚いているよ」と言っていた。 |
少し早いが弁当を広げた。昼近い時間になると寒さも和らぎ、ゆっくり弁当が広げられた。「これ 食べて」 と卵焼き、サラダ、スナックエンドウの湯がいたものがシャキリ美味い、ミカンにイチゴまで出た。 |
「ピーチク ピーチク ピー」盛んに鳴いている、なんていう小鳥でしょうね、姿は見えない。 |
横向きの写真ではなく 空を見上げて撮ったものですぞ |
かつての 杣人の忘れ物 ワイヤーが ブナの真ん中を 貫通している |
前川さんとのふたり山行でした。 2時前に車のところに着いた。着替えをして、有賀さんのお言葉に甘え、 コーヒーをいただき、お菓子をいただき、1時間弱話をして失礼した。 |
与助谷中間に でっかい樹が 二本ある 知る人がいれば ○○だと聞こえるのだが |
二か月前の アトリエ定点風景 |