武奈ヶ岳 2025年3月30日 |
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イン谷口まで車、まっすぐアオガレ、金糞峠、武奈ヶ岳、北比良峠と時計回り一周の山行。ゆっくり9時間の山行。 |
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昔はここまですっ飛んでこれたねえ、ところが今日はすでにふーふー言っております。 |
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運動神経がもともと弱いオレ ジジイになってますます おっとと 落ちるなよ である |
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天気予報通り寒い、手袋が欲しい冷たさ、防寒具は脱げない。 先日も金糞峠下で雪崩事故があったらしいが、なんとか脱出したらしい。 |
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「ちょっと下って 川を渡って まっすぐ登るんだ」口で復唱しながらそのまっすぐを探した。足跡がない、 どこだ何処だと迷いつつ、「岡村さん そっちじゃないよ」「いやいや こっちだよ」いつものようにいささか 迷いつつ、「どうも これじゃない」という踏み跡が正解のようだが、「こんなに 曲がり くねって いたかな」なんて疑いつつもスマホの地図では登山道の上を進んでいるようで、急な斜面を登っていく。 |
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「ええと この杉は なんというのだっけ」とそこまで出かかった固有名詞に詰まりながら、 「小野割村岳だよ」と助けられ、「芦生杉 伏状台杉」という奇怪な杉の木いくつか見られる。 元は一本の杉から4.5本の幹を伸ばし順繰りに伐採することで永久に材木が採れるという仕組み。その仕組みを 利用せずほっておいたのが奇怪な巨大台杉で、樹齢300年500年と今見られる大杉になったわけである。 |
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中峠あたりから景色がいっぺん、オレの好きなブナ林になる、あたり一面雪、 しかも昨日降ったばかりなのか幹にも枝にも雪が氷がへばりつき樹氷の世界。 |
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枝々の雪が半分凍ってキラキラ光りの世界、白銀の世界、オレの世界だあ。 「うわああ これが見られて最高だ」オヤジ悦ぶ。 |
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冬景色のブナ林 少しすると 若葉が吹き出し 緑いっぱいになる そらあ 緑の無いほうが 見渡せて いい |
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ここには11時過ぎに着いた もう少し早ければ もっと壮絶樹氷が見られたかも 帰途には 枝だけになっていた |
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下界は琵琶湖である |
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武奈ヶ岳てっぺん |
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お二人の女性は若く まだまだ強い 左の紳士は 85歳超え 左のオレも もうちょい登るぞ |
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「えええ すごい 枝々に 氷の とげとげ すごいすごい」「岡村さん それ とげとげ じゃなく エビのしっぽ」ガハハまさにエビのしっぽである。 |
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帰途 千葉からお越しの紳士に道を聞かれ 一緒に下山し 近江舞子のホテルまで送った |
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先ほどからの風が多少収まり、少し窪んだ所でシートを広げて座り弁当を食べ始めた。 |
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コヤマノ岳からまっすぐもと来た道を帰れば早いのだが、いつものようにスキー場から北比良峠に行こうと 決めていたので進みだした。「あれれ トレースが ないような あるような」何度も通った道なのに雪で 覆われると地形が替わり、「こんな道だっけ・・」とスマホを見ると間違いなく登山道の上を進んでいる。 「ちょっと はずれた」「このまま トラバースしたら」「いやいや この ちょっと下が登山道かな」 「おお 道に出た これだよ 正解だよ」 |
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スキー場のあとは大きな溝が何本もあることは知っていたが、そこの雪を踏みぬき足が嵌まってしまった。 「それ抜け あれれ抜けない やれ抜け 抜けない」なんとそこを脱出するのに10分ほどかかってしまった。 踏みぬいた時に、ズボリ墜ちた感じ、足が雪の塊に固定され動かない、「そんなばかな・・」と笑いながらも このがっしり固まりには驚いた。雪崩で閉じ込められたら、身体を固められたら怖いねえ。 |
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アトリエ定点風景 登山翌日に撮影 すぐに4月の言うのに 寒の戻り 平地も寒い 山は新雪が降って 楽しませてもらった 絵は新しいものを描きだしている 白いキャンバスは気持ちがいい 最高である |
動画 video300325buna |