木曾駒ケ岳 2025年7月21日 |
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三ノ沢岳 暑さは地上と変わらない ちょい ばてましたね |
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バスと ロープウエイ 往復 5000円足らず バスが30分 ロープウエイが7分 2300Mも稼げる |
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ロープウエイでは、少し混んでいる、谷すじのまわりの樹々を見ていた。千畳敷ホームの外に出ると目の前に カールが見え、神社のところから左右に登山道が登っていく。見始めたころにはまだ青空が少し残り緑の中に 岩ゴロゴロの景色が見えた。10分もすると霧が出始め景色が見えなくなり、ぽつりぽつりと来た。「ややや 今のうちに カッパを着込もう 途中じゃいやだ 今だ」ごそごそザックから雨具を出して着込んだ。 |
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宝剣山荘小屋がすぐそこにあり、右に左に3000M級の岩の山がある、登ってきたと実感である。 |
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先日ラジオの俳句の先生が、「はなばたけ おはなばたけ 違います」とおっしゃる。 おはなばたけは夏の季語で、高山にある小さい花々の眺めのことだそうだ |
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登っている時はザザ降りだった そのあと 青空が出てきた |
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すぐにテントが張れ、ザザブリで濡れた雨具を通路の杭に乾し、荷を出した。ザックカバーを忘れたのでシラフが 少し濡れていた、ガスとコンロを出し調理を始めた。「まずは乾杯」ビールにワインにバーボンが出てきた。 |
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餃子を焼きましょう、ポテトサラダを食べましょう、アニーヒョを食べましょう、フライパンでいろいろ出て くる、美味いとほおばりながら景色が夜にる。冷えてきた、ダウンの上着が欲しい |
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よく眠れ、アルコールも抜けた、まだ昨日のフラリが残っている、だるい。オレも歳で少しずつ弱ってきたのかな |
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ぐわんばれ、がんばれ、エンヤコラ、どっこいしょ、乗越に登り、三ノ沢岳に向かった |
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足元を見ると手のひらサイズのネズミが横たわっている。「あれれ ネズミじゃなくって ウサギだねえ」小さい 灰色のウサギがまだ昇天したてで横たわっていた。すぐにどなたかが咥えて持って行くことでしょう。 |
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30歳代のころ“身障者登山の会”というのに参加して、ほえ籠のようなものを作り、1人を乗せ4人で担いで宝剣小屋 に登った。担いでる方も乗ってる方も大笑いの気勢を上げ弾けていた。「あいつの小便をさせると こっちが手を 洗わなきゃ」「すまんのお」両手がだらりと垂れている彼、手を洗ったのは絵の具屋の奥山さんだった。 |
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同道のMさんが、「百名山が まだ もう少し」「悪沢岳が 遠い 5日間 かかる」とおっしゃる 、Mさんに入眠剤と水をめぐんでいただいた、感謝である。 |
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去年は 隣の 将棋頭 今回は 三ノ沢 うれしいねえ |
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ヒバリのような鳥、ひょこひょこ道案内をしてくれる。サントリー鳥図鑑で調べると、“カヤクグリ”と出てきた。 しばらく進むと、「お ライチョウ 待望のライチョウだ」写真は4羽の子連れ もう1羽も見た。 |
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こんなマイナーな山にも人が入ってくるんだねと思っていた。そのお姉さんは頂上で再会して少し話した。 ソロでテント泊をしながらの山行らしい。「もう還暦を超えて」「それじゃ オレの ほぼ30下だよ」 もう荷が重くてお金をかけて、ザック、テント、シラフを超軽量にして、食事も粗末にして登ってますとのこと。 前カバンに400MMのレンズカメラと肩にゴープロをつけていた。 |
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天気予報通りに昼をまわったころから山の上は曇り始めゴロゴロも聞こえだした。駅から、「急いでください 雷雲が近づくと ロープウエイが運航中止になります」とアナウンスが聞こえる。駅で皆さんと合流し 臨時のロープウエイ、臨時のバスと真夏の平地に降りてきた。 |
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アトリエ定点風景 このアトリエは 冬は涼しく 夏はあたたかい |
「ガソリンを入れなくっちゃ」「針テラス まで もちませんか」「そんな・・・」乗るのが3回目の ステップワゴン、ガソリンメーターを見ながら高速を走り続けた。目盛りが20ある、4になったらすぐに給油の マークが出た。あとはひやひやもので、「高速道路は ガソリンが 高いから」「そんなこと言って JAF 呼ぶのも 格好が悪い」なんて言いながら、2回1000円給油した。こんな給油はジジイのすることではないねえ。 |