北小松 2025年3月1日  
 
 
北小松駅から ぐるり反時計回りで 比良駅までが  オレの定点コース 何度でも来たいコース この中井新道は 初めて通った
次回からは 素直に定点コースを 歩く予定です 雪のあるうちに もう一度来たいねえ
 
 
 
 
 
駅のホームにも雪があった、登山口までの舗装道路にも雪が残っている、登山口あたりでは地面が見えない、
30分も登ると50センチとはいかないまでも靴が雪に埋もれだした。
 
 
 
 
 
 
 ヤケ山に到着。少し前ぐらいからお陽さんが出てきた、「おお 晴れてきた 青空だあ」
雪の白には青空だねえと勇んで登った。涼峠でチェーンアイゼンをヤケ山で6本爪に切り替えた。
 
 
 「比良の山は ワカンがいいですよ」オレはワカンとの相性が悪いのか今回も持ってこなかった。
 
 
 ダウンも防寒具もザックにしまいシャツ3枚で歩いている、汗をかいて湿っている。朝は防寒手袋でも
冷たかったが、今は素手でピッケルを握って、雪に突き刺して登っている。
 
 
 雪で潜るところも出てきた、ズボリ足が隠れるほど潜るところも出てきた、エンヤコラがんばれ、
一歩いっぽ登っていく、「ラッセルは しんどいねえ」ピッケル君のおかげで高度を上げていく。
 
 
 琵琶湖から雲が山の斜面をはい上がってきている、琵琶湖を含め下の方が見えない、鈴鹿の山々は見えるがその間は、
雲海状態、とはいえあの海のような恰好のいい雲海でなくただ曇っているだけなんですが・・。
 
 
 
 
 
3人で登る予定だったが ひとり 足が痛いと欠席 なんと てっぺんで ノンちゃんの知人が登ってこられ 3人で下山した 
 
 
 
 
 
 
 
 
 先日もらった敷物を広げて座りコップに粉末スープ、湯を入れゆっくり飲んだ。今日は寒くはないが、
温かいスープが染み渡る。いつもの玄米ごはんと野菜炒め、これまた美味い。
 
 
 「まずはまっすく尾根道を 東に 向かって、ちょっと 南に振れて 761M地点まで 下りましょう」
ズボズボ雪の斜面を下っていった、下りは楽ちんである、あれだけふ〜ふ〜言っていた登りだが、
下る時は大股に雪に靴を潜らせ、それ行けやれ行けですいすい歩ける。761M地点までは苦も無く来れたが、
ここから右に折れるのだが、樹林地帯で斜度がきつい、「あれれ 道がわからない」紙の地図を見てスマホを見て、
「たぶん こっちだけれど だだっ広い斜面のどこが正解なのか、「それいけ いやいや こっちかな 
まさか戻れないよね」右往左往である。樹林地帯で、木の上に乗っていた雪がバサバサ落ちた跡は小さい
雪崩のあとのように表面がボコボコになって地形が読めない。苦労して相当下ったあたりに道らしきものが
うっすら見える。「これこれ この道 これで正解」なんと、ちゃんとした登山道がある道だったのだ。
新道というからまったく踏み跡もない所かと思ったが、昔から使われていた道、今は人が通らないから、
荒れて倒木だらけだが、立派な登山道である。ふうふう言いながら、近江今津駅には5時半に到着。
9時間半の山行でした。
 
 
 アトリエ定点風景 写真は この山の翌朝に撮った オレ 山に行った後2.3日は いたく元気である 山はパワーをくれるのかな