北小松 2025年12月16日  
 
 
 雪が降った、雪の比良に行きたいがひとりで大丈夫か、今回は近所のポンポン山にするか、迷った末、雪を選んだ。
去年の冬、釈迦岳直下で時間切れ、引き返した、ま、気軽に行って引き返すのもよしかな、と比良に行くことにした。
 
 
 前の日は誕生日だった、79歳だ。すき焼きで飲んだ、いっぱい機嫌で眠剤を飲んで5時まで目も覚めずぐっすり眠れた。
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月に入って飲む機会が増え身体までが酒に慣れ、毎日ちょっと飲みたいなんてコップに注いでいる
 
 
このコース 今年は9回も来ている 夏の暑い時はバテタ 雪の時もバテタ  
 
 
 大砲の音か、高島トレイルではよく耳にしたが比良では聞いたことがない、と先程から、「ずドド〜」
と響く音がする。あれまただ。え、雷か。10分おきぐらいに腹に響く音が聞こえる。まさか、大砲の音で
熊を追いやっているのかな、もしそれなら熊が山に逃げてきたらこれまた怖い。あの音はなんだったのかな?
 
 
車窓からでは比良の尾根筋はまっ白い雪に覆われているが、少し下の方は黒い緑色、
どの程度の積雪かはわからない。電車に乗っている間は、「いい天気だ 登山日和だ」と喜んでいた。
 
 
 
 
 
 
 迷った末ピッケルもザックに入れた。一本目歩きながら やけにザックが樹にひっかかるなと、
そうだピッケルが突き出ていた。ザックから出し、ザックと背中の間に差し込んで歩くのだ、
邪魔にならずにいいのだ。この方法は澤山さんから教わった。
 
 
 もうこのあたりは琵琶湖が見えるはずだか白い雲が目の前を流れ視界が悪い。しばらく登っていると雪が増えだした、
「おお滑るね、こらあ アイゼンだすか」今のアイゼンは簡単装着、ピッケルを杖がわりに登っていく。
雪はまだまだ薄っぺらく、「あれが 多分 登山道 カモ」とわかるところがいくつもある。
 
 
雪が見えだしたころから踏み跡はなく、ラッセルほどではないにしろ白い雪を踏んで一歩づつ進んだ。 
 
 
 雪の付いた枝や草を触り、地面の雪に触れていると、毛糸の手袋が濡れてきたので、防寒防水手袋をはめた。
これはいい、なにを触っても手袋の表面は濡れているが中はまったく濡れてこない、快適である。
前回藪こき山の時に、園芸用手袋をして快適だったが、雪でもいいかもしれない、試さねば。
 
 
 雪の白と空の青、これがいいんじゃ。ここまで登ると晴れの天気になってきた、下の方に雲がかかっている。
 
 
 涼峠でオレを抜かし行ったあんちゃんが降りてきたので、「なんで もう帰るの」と聞くと、
「雪が多くて 登れません」という。「オレは行くよ 超えて 比良駅まで歩くよ」「道具 もってないし」
雪の季節の比良に、スパッツ、アイゼン、ワカン、それらを持ってこないのはいけないね
 
 
 あんちゃんに 追い抜かれ 今日は一人じゃねえ と喜んだが 彼もサッサと引き返し あとは人も熊も 会わなかった
 
 
 
 
 
そうだ、今日は転んだ。下る途中で落ち葉の積もったあたりを踏んで、ズルズルのスッテん、
右の足が1メートルほど滑り、おまけに左足が根っこに挟まった、おっととであった。
 
 
 
 
 
 
アトリエ定点風景 1年後には展覧会がある 80歳の誕生日を 会期中に入れた 
後ろの50号3枚 出そうかと まだ湯気が出ている オスとメス ポジとネガ そいつを描くぜ