北小松 2025年8月31日  
 
 
 ここで前回同様カメラを置きタイマーで自撮りを2枚、証拠写真でもあるまいが、たいやーど記念である。半月前は
8月とはいえ、「涼しい」と感じたが、今日はずっと熱い、高度が高くなっても熱さは地上と変わらない、やだねえ。
 
 
 
 
 
 
 
 
カメラマンの 故中西さんが 10ミリだけで 写し と言ってくれた キノコの写真は 広角では難しいねえ 
 
 
「お きのこ」「やあ また きのこ」白い丸いもの、白く広がったもの、茶の大きなもの、
大きな傘が茶とクリーム色のツートンカラー、おそらく毒キノコなのでいい表現ではないかもしれないが、
パテシエさんが喜びそうな形と色、絶妙な色塩梅である。
 
 
 
 賑やかな団体が登ってきた、オレンジ色のそろいの服にヘルメットを被っている、若い連中が大汗かいてぜーぜー
言っている。「ツアーかな 沢のツアー・・?」オレンジ色の背中に“滋賀県消防局”と書いてある。その団体に
交じって3人ぐらいのシャツ姿の爺さんがいた。どうも仲間のようだ、「消防OBかな」道案内をしているようだ。
「どこまで」「釈迦から 比良駅の予定 ただ ばててるので 途中 引返しも・・」「そらあ 気をつけて 
わしらはここまで 遭難しても 助けられん」「水は・・」「2リッター」「ぎりぎりカモ 歳は」「78だよ」
「そらあ 山 やめな あかん 歳だあ わし 83やけど」ジジイと言えども背中が分厚い元氣印だった。
 
 
 
 
 
 2階は灼熱地獄ですよ 夏には2階に あがりません」とどなたかが言っていたが、オレはその2階に常駐している、
換気扇を回し扇風機を回しているが、温度計が37度を指すころは何もしたくなくなるぐらいに体力がなくなる、だれる。
 
 
 
 
 
 途中、「えええ こらあ あかん 今日は ひょっとして 引き返し・・・」と思うぐらいに体力が無い。
 
 
 次にオレンジに近い黄色のヘラヘラ菌、キノコなのか粘菌なのかこれもなかなかにキレイ。
季節的にキノコの季節かも知れないね。
ヘラヘラ君は隣にあったが、写真写りが悪いので失礼。
 
 
 ヤケオ山到着。帰ってこれを書きながら聞くICレコーダーの声がか細い、
我ながらこれを聞くとしんどそうと同情してしまう、まことにたいやーど。
 
 
 左側の琵琶湖から大きなエンジン音がぶんぶん聞こえる。水上ボートが20匹ぐらい白い波紋を広げている。
皆さん自前のボートを車でけん引してここで遊んでいるのだろうね、ぶんぶん。
 
 
 「どうぞ 登り 切れますように」樹林帯の山だけれど隙間がある、そこは直射日光の世界、こいつにあたると体力半減だ。
 
 
 3時ちょうどにリフト駅の林道に出た。「え ケモノが 座ってるの」「なんだ 木の根っこか」笑っちゃうね。
タオルで身体を拭き濡れた服を着替えさっぱりした。前回より1時間余分に時間がかかっていた。
 
 
アトリエは連日35度を超えているかな  今年は写真の袖なしシャツを毎日着ている 山もこのシャツだ