大御影山 2025年5月13日 
 
 
コースタイム6時間半の山 ゆっくり休んで ゆっくり食べて それぐらいの時間であった 
 
 
 
 
 
 
 
 
 161号線を走っていると、「ビラデスト今津 ここを左折」と出ている。すぐかと思ったら相当入っていく、
相当登っていく、標高500Mのところにある家族村である。入村料300/1人で駐車場に止める。
 
 
 
 
 
 空は青いほとんど雲はないが快晴というよりなんだかボケた青空、黄砂かなと思いつつ
シャツ2枚で暑くもなく寒くもなく登っていく。
 
 
 登山口がすでに500M、目的の大御影山は950M、「今日は 簡単な 山かな」と思ったが終わってみると、
ふり返ってみると、それなりに上り下りがあり言うほどは簡単ではなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 花をたくさん見られた、オオイワカガミ、シャクナゲ、カタクリ・・などである。白っぽいピンクやら明るい
バイオレット、花がわんさか咲いていた。花もいいが葉っぱがいい。オオイワカガミの葉は緑に黒に茶色にテラり
光っている、山の斜面に敷きつめたように広がっている。カタクリの葉っぱは緑の中に黒やら白の斑点、
これまた花が無くても、「カタクリだ」と広がっている。「これは オオイワウチワ」どこがどう違うのか
わからないが、さかんに咲いている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 はじめはスギの植林地帯、半分ぐらい登ったころから植林が無くなり雑木林地帯になってきた。
季節は新緑の季節、あらゆる樹々の葉が若草色で萌えている。
 
 
 
 
 
 今日の登山は山の南斜面をまっすぐ登っていくような地形、南ということで地面は明るく乾いている、
陽が照り影がさす、「この明るさは 南斜面 なんだ」と感じさせる。冬は北斜面を登ると雪が塊り凍り付き
ヒヤヒヤすることもあるがそれなりに楽しい。冬の南斜面は雪が融けぐずぐずの雪、足を雪の中に突っ込み
ぼそぼそ歩くこれもまたよし。雪のない季節の北斜面は薄暗くしっとりしている、その陰気な感じも
嫌いではない。今日はずっと南斜面、陽の当たる道を堂々と歩く、気恥ずかしい輝きである。
 
 
 
 
 
1時にてっぺん「さあ 弁当にしましょう」オレ・真鍋・難波・山上・岡本の5名、それぞれ座って食べた。 
 
 
 
 
 
 
 
 
緑色の話:同道の方が、「絵を描く時 緑色は難しい」とおっしゃる。山に来ると緑色がいっぱいである。
冬でも常緑樹の葉っぱの緑は白い雪の中にあってずっしり重い。今日の緑は勢いを感じる若草色、
緑色に黄色をいっぱい混ぜ、黄色っぽい緑色、毎日毎日新芽が噴き出るそんな季節かな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 なだらかというより平べったい土地の上の尾根道、それこそ樹が無ければ広い土地だという景観、
ブナの木がはびこっている。ここらあたりのブナは若木の群れ、親分はいない、直径50センチぐらい
中年の樹々たちだ。そんな樹々たちの枝々に若葉がぎっしり付いている。
 
 
 帰途、安曇川付近で前の車が止まった。結局1時間半動かなかった。白髭神社付近の交通事故が
原因だったようだ。大阪駅まで送り、10時ころ帰宅。風呂とおかずと日本酒を楽しんだ。
 
 
 展覧会が終わったばかりで 壁の絵は 少ない