将棊頭山(木曾駒ケ岳より北西に2.5キロ) 2024年7月29日 
 
 
77歳 ほぼコースタイムで 往復した 素晴らしい山 いい山 
 
 
 
 
 
 「明日は 3時起き 4時出発」「なので 早く寝ましょう」あまり冷えていないビールを飲み、冷凍の餃子、
チヂミ、焼きそばを作っていただいた。腹いっぱいになりほろ酔いでテントに潜り込んですぐに寝てしまった。
 
 
 登山靴に履き替えヘッドランプを点けて歩き始めた。多少明るくなってきた。
途中で朝焼けが出始め、まもなく陽の出かなと歩いた。
 
 
 8時前に六合目という標識を通過。この道はかつて木曽駒に登る登山道だったと想像する。調べると、
想像通りクラシックルートのひとつ。将棊頭山から木曽駒山頂まで往復3時間ぐらいかかる。
 
 
 「やっぱり彼らだ 平出・中島 の二人だ 死亡が確認だって・・」オレはこの中島君が好きで、よく彼の
ドキュメントを見ていた。関西弁で朴訥。中島がネパールあたりで、「ドローンを飛ばしてみよう」
なんて言いながらの画像、さすが世界の屋根はすごい、と気に入っていた。これからどんどんあんな
画像を撮って見せてもらいたかった。つくづく残念である。
 
 
風が吹いてきた、空を見上げると青い空にうっすら雲がかかっているという晴れの天気である。
長袖のシャツを一枚で丁度いい、爽やかにヨイコラショ。
 
 
 
 乗越にやって来た、こちらが西駒山荘から木曽駒ケ岳方面、こちらが行者岩、茶臼山方面。きれい、
美しい、アルプスの尾根道の素晴らしさが目に飛び込んでくる、「がはは うれしいねえ」 
この分岐の辺りでいささか疲れてきた、夏バテがきいてきている、は〜は〜ぜ〜ぜ〜。
 
 
 
 
 
新築と思われるしゃれた小屋、横には昔の石積みの小屋の崩れた部分に新しい石を積んで、しゃれた前室がある。
40年前はまだランプしかない小屋もあったが、最近の山小屋事情はおおいに変わってきた。要予約で2食付きで
13000
円ぐらい。食事もなかなかに美味しいという話である。オレは永らく小屋には泊まっていない。
 
 
 
3時に車のところに下った。みやげのブルーベリーを買い、風呂に行き、食材を買って、テント場へ。
冷えたビール、美味いものいっぱい、バタリと寝た。 
 
 
 手のひらサイズの緑の上にコマクサが咲いていた。それより感動は、目の前をホシガラスがふらふらと横切った
、黒い体に白い斑点、おおラッキーである。ホーホケキョもさかんに聞こえた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 300車のところに下りてきた。10時間半の山行でした。歩き始めてすぐにソロの女の子が追い抜いていった。
ほとんど下ったところで又その彼女、木曽駒まで行ってきたそうだ。我々は将棊頭山往復でフーフーである。
 
 
将棊頭山 から 三角形のもう一辺、さっきの分岐まで行けるのではと進んだ。岩場の道だが、樹がある、根がある、
石がある、そんなこんなを掴んで難なく分岐まで帰ってきた。小屋で20分ほど休憩したので体力も回復、
これからは下りなので疲れはふっとんだ。
 
 
アトリエ定点風景 異常に暑い夏 これを書いている午後3時現在 温度計が38度と出ている