高見山 2025年2月21日 
 
 
一時 手袋をはずしたが そのあと 手が 痛い 冷たい  9時過ぎから 6時間の山行 
チェーンアイゼン これぐらいは雪では じゅうぶんだったが 2000円の安もの チェーンがつぶれ 帰って直した
 
 
 一本目にある小屋 その横に生える オオスギ
 
 
「雪の山は音が吸い込まれるね」「おおそうだね シーンだね」「歌舞伎では 太鼓を 静かに 叩くのだっけ」 
 
 
 神沢利子さんの詩:「かあさん なんだか しずかだね どうして しーんと 静かなの」「雪が 降って 
 いるのでしょう いつも こんなに 静かな日には 雪が しんしん 積もるのよ」
 
 
同道の  真鍋・町井 おふたり
 
 
 
 
 
雪の量が増え30センチ50センチは積もっている様子。尾根道に出ると風がきつい、去年の吹雪ほどではないが、
強い風だ。太い樹々の幹もメリケン粉をまぶしたようにまっ白、枝にも葉っぱにも雪がモコモコ着いている
 
 
 
 
 
 
 空が白い 雪が白い てっぺんに近づき 風がきつい 寒い 冷たい
 
 
 
 
 
 「ミニモンスター ミンスターやね 東北の人には 笑われるかもしれないけど」
 
 
 樹々のトンネル
 
 
 トゲトゲを見て、若いあんちゃんが、「ボクは 勘違い してました 風が こっちから吹いて 
こうなったんじゃなく 反対側から 吹いて 雪が 積もって いったんですね」
 
 
 コップに粉スープを入れテルモスの湯を注ぎゆるゆる飲んだ、コップで手を温めた。
弁当は手造りのごはんと野菜炒め、弁当は冷えてつめたいが、温かいスープを飲んだ後なので、
その温かさが効いて、冷たいごはんもゆっくり味わい美味い。
 
 
 
 
 
 「おお マイナス6度だ ちみたい つめたい」「先に ちょっと てっぺんを」飯の前にすぐ横の
てっぺんに行った。ここの頂上は10人もいたら満員という狭さ、半分霧がかかり、冷たい風が吹き、
幹も枝も雪だらけの樹々を見て慌て小屋に潜った。
 
 
朝、東吉野までの道中、所々の雪はちらほら有ったが、道路上に雪は無い凍結部分もない。
いつものようにダウンの上に防寒具を着ているがさほど寒くはない。山の中の雪が想像できなかった。
 
 
 
 強い風が横から雪を吹き付け、ちょんちょん雪がとがって行き、ヒイラギの葉のように尖った先っぽが、
針のような先っぽが生えている。
 
 
 アトリエ定点風景 これは 1年前